サンショウモ
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| サンショウモ | |||||||||||||||||||||
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Salvinia natans | |||||||||||||||||||||
| 保全状況評価 | |||||||||||||||||||||
| 絶滅危惧II類(環境省レッドリスト) | |||||||||||||||||||||
| 分類 | |||||||||||||||||||||
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| 学名 | |||||||||||||||||||||
| Salvinia natans (L.) All., 1785 | |||||||||||||||||||||
| 和名 | |||||||||||||||||||||
| サンショウモ | |||||||||||||||||||||
| 英名 | |||||||||||||||||||||
| Natant salvinia |
サンショウモ(山椒藻、槐葉蘋 Salvinia natans (L.) All.)は、シダ植物門サンショウモ科サンショウモ属の一年草である。体を固定する根はなく、水面に葉を浮かべて浮遊する浮草タイプの水草である。見かけはシダ植物には見えないが、葉の下に胞子のうをつけ、胞子で繁殖する。名前の由来は山椒藻で、丸い葉が左右交互に並ぶ姿をサンショウの羽状複葉に見立てたものと見られる。
分布と生育環境
生活環
この植物は普通は一年草である。春に発芽した植物体は、当初は針の先程の小さな葉をつけるが、次第に成長して大きくなってくる。茎は時折分枝を出し、それが切れて無性生殖する。
秋になると葉の下側の水中に球形の胞子のうが形成される。胞子のうには、大胞子のうと小胞子のうの区別がある。大胞子のう内には八個の大胞子細胞が形成されるが、一個だけが成熟する。小胞子のう内には細かい小胞子が形成される。植物体は冬には枯れるので、胞子だけが越冬する。
春になると、それぞれの胞子は発芽し、水面に浮かんでごく小さな前葉体を形成する。それぞれの前葉体に造精器、造卵器が形成され、造卵器で受精が起きると、そこから植物体が生長を始める。始めは1mm程の葉が出るが、次第に大きくなって本来の姿になる。