サンブーカ・コン・モスカ
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作り方
リキュール・グラス(容量30ml程度)にサンブーカを注ぎ、そこに焙煎済みのコーヒー豆を浮かべる。そしてここに着火し、20秒程度炎を立てておき、何かでグラスを覆うなどして消火すれば完成である。
安全上の注意
- 火を扱うので、それ相応の注意を払う必要がある。
- 使用するグラスに傷があると、炎の熱が原因でグラスが割れる恐れがあるため[1]、そのようなグラスは使用しない。
- 消火してすぐに飲むとグラスの縁が熱くなっており[2]、場合によっては火傷する恐れがある。したがって、火を消してからすぐに飲むのではなく、少し冷ましてから飲むことが、飲用に当っての注意点として挙げられる。
備考
- このカクテルに使用されるのは無色透明なサンブーカだが、この無色透明なサンブーカには幾つもの銘柄が存在する。しかし、別にどの銘柄を使用しなければならないといったことはなく、飲む人の好みで決めて構わない。
- サンブーカに浮かべる焙煎済みのコーヒー豆の数は、飲む人の好みによって変えることもあり、例えば、上記の標準的なレシピと同じくリキュール・グラスを指定して(グラスの容量が同じで)ありながら、コーヒー豆の数は3〜5粒とする書籍も存在する[3]。
- グラスはリキュール・グラスではなく、ショット・グラスを用いる場合もある[4]。
- マッチを使って火を付ける場合もあるが、この場合は硫黄臭が酒に移ってしまうという問題がある[1]。ここで普通のライターを使って火を付けると、手を火傷する可能性がある。ノズル付きのライターを使うと安全であるのと同時に、マッチを使った場合の硫黄臭が付かなくて済む。
- コーヒー豆を噛みながら飲んでも構わない[4]。
解説
サンブーカ・コン・モスカは、「標準的なレシピ」にあるように、サンブーカ以外の飲料は使用されないカクテルである。このカクテルはサンブーカの有名な飲み方の1つとして広く知られていて、近年、この飲み方は世界的に行われている [5] 。 ところで、サンブーカはイタリア特産のリキュールとして知られているが [6] 、カクテル名のSambuca con mosca(サンブーカ・コン・モスカ)というのもイタリア語であり [2] 、これを日本語に訳すと「ハエが付いたサンブーカ」または「ハエが止まったサンブーカ」といった意味となる。リキュール・グラスの中のサンブーカには、焙煎済みで黒っぽくなったコーヒー豆そのものが浮かべられているわけだが、このコーヒー豆をハエに見立ててcon mosca、英語に直すと「with fly」、日本語に直すと「ハエ付き」という名称が付けられているわけである。なお、サンブーカ・コン・モスカは、文学作品にも登場していることで知られている [6] 。