サーブ MFI-15
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機体は空冷水平対向4気筒のアブコ・ライカミング IO-360-A1B6エンジン単発で、肩翼配置の前進翼は良好な下方視界の確保に役立っている。試作機は当初、通常の低翼配置の水平安定板を有していたが、未整備の飛行場で運用する際の損傷を最小化するため後にT字型尾翼に変更された。降着装置は3輪式の固定脚だが、オプションで尾輪式にすることも可能だった。軍用型はMFI-17サポーター(Supporter)と名付けられ、訓練以外にも弾着観測や前線航空管制、COIN任務にも使用可能であった。
サーブ社はサファリとサポーターを合わせて約250機を製造し、1970年代末に製造を終了した。また、1976年からはパキスタンのPACがムシュシャク(Mushshak)の名称でライセンス生産と輸出を行い、150機以上を製造した。PACではさらに独自の改良を加えたスーパームシュシャク(Super Mushshak)も製造している。なお、ムシュシャクとはウルドゥー語で「達人」を意味し、原語の発音は「ムシャク」に近い。
1980年代には、スウェーデンで複合材製の延長翼と2本のスキーが取り付けられたMFI-18という名のモデルがテストされたが、実用化はされなかった。
派生型

- MFI-15 サファリ:民間型。
- MFI-17 サポーター:軍用型。デンマークでの呼称はT-17。
- サファリTS:1機のみ試作。157 kW (210 hp)のターボチャージャー付エンジン搭載。
- MFI-17 ムシュシャク:パキスタンのPACによるライセンス生産モデル。
- MFI-395 スーパームシュシャク:ムシュシャクの改良型。