シオヤトンボ From Wikipedia, the free encyclopedia シオヤトンボ 分類 界 : 動物界 Animalia 門 : 節足動物門 Arthropoda 綱 : 昆虫綱 Insecta 目 : トンボ目(蜻蛉目) Odonata 科 : トンボ科 Libellulidae 属 : シオカラトンボ属 Orthetrum 種 : シオヤトンボ O. japonicum 学名 Orthetrum japonicumUhler, 1858 和名 シオヤトンボ シオヤトンボ(学名:Orthetrum japonicum)は、トンボ目トンボ科の昆虫である。 日本特産種であり、ほぼ全国に広く分布する[1]が、平野部では減少傾向にある[2]。 生息環境 平地から丘陵地の、樹林に近く浅い池沼や湿地あるいは放棄水田などに生息し、4月中旬から7月上旬まで見られる[3]。 形態 シオカラトンボを小さくしたようなトンボで、翅の基部に橙色班がある。メスや未成熟オスは黄褐色をしているが、成熟したオスは腹部の先端まで白い粉を吹く。同族別種とは、大きさや斑紋、産卵弁の形状などで区別ができる[2]。 生態 幼虫(ヤゴ)は、湧水のある浅い池や湿地、水田などの流水部の柔らかい泥に浅く潜っている。卵の期間は1週間から2週間程度、幼虫の期間は1年程度(1年で1世代)、幼虫で越冬する[4]。 成熟したオスは水辺の地面や植物に静止して縄張りを占有し、頻繁に飛び立って周囲を巡回する。別のオスやシオカラトンボのオスが近づくと激しく追い払う。メスを見つけると飛びかかって交尾態となり、周辺の地面や植物に静止する。メスは単独で、浅い水面を腹端ですくいあげるように打水して産卵する。オスはその付近を飛んで警護することが多い[5]。 脚注 [脚注の使い方] ↑ “シオヤトンボ”. 国土交通省 九州地方整備局. 2025年9月30日閲覧。 1 2 日本のトンボ, p. 472. ↑ トンボハンドブック, p. 140. ↑ ヤゴの見分け方, p. 164. ↑ 日本のトンボ, p. 473. 参考文献 尾園暁・他『日本のトンボ (ネイチャーガイド)』文一総合出版、2012年。ISBN 978-4-8299-0119-9。 尾園暁・他『トンボハンドブック』文一総合出版、2024年。ISBN 978-4-8299-8179-5。 梅田孝『写真でわかる!ヤゴの見分け方』世界文化社、2023年。ISBN 978-4-418-23403-5。 分類群識別子Orthetrum japonicum ウィキデータ: Q2605431 ウィキスピーシーズ: Orthetrum japonicum BioLib: 31828 BOLD: 524088 CoL: 759LP GBIF: 1428604 iNaturalist: 107959 IRMNG: 10355782 IUCN: 167357 NCBI: 257048 Open Tree of Life: 779225 Related Articles