シドニー・アルトマン
From Wikipedia, the free encyclopedia
| Sidney Altman シドニー・アルトマン | |
|---|---|
![]() シドニー・アルトマン(2012) | |
| 生誕 |
1939年5月7日 |
| 死没 |
2022年4月5日(82歳没) |
| 国籍 |
|
| 研究分野 | 分子生物学 |
| 出身校 | マサチューセッツ工科大学、コロンビア大学、コロラド大学ボルダー校 |
| 主な業績 | リボゾーム |
| 主な受賞歴 | ノーベル化学賞 (1989) |
| プロジェクト:人物伝 | |
|
シドニー・アルトマン(Sidney Altman, 1939年5月7日[1] - 2022年4月5日[2])は、カナダ生まれの分子生物学者。イェール大学の分子生物学、細胞生物学、進化生物学、化学の教授である。1989年、RNAの触媒機能の発見によりトーマス・チェックとともにノーベル化学賞を受賞した。 アルトマンは存命していた頃、「米国のための科学者と技術者」のアドバイザリー委員を務めていた。
2022年4月5日、長い闘病生活の末死去した[2]。82歳没。
ノーベル賞の研究
シドニー・アルトマンはリボザイムであるリボヌクレアーゼPの酵素機能の発見によってノーベル賞を授与された。リボヌクレアーゼPは、構造RNA分子1つと、1つ(真正細菌)のあるいは複数(真核生物及び古細菌)のタンパク質からなるリボタンパク質複合体の一部である。元々は真正細菌のリボヌクレアーゼPでは、タンパク質のサブユニットが触媒活性部位であり、tRNAの成熟に関わるものだと考えられていた。ところが試験管内での複合体の再構築の実験の際に、アルトマンらはRNA分子単独でも触媒活性を持っていることを発見した。この発見で、彼はノーベル賞を受賞することになった。リボヌクレアーゼPは真正細菌にも存在するが、彼の後の研究により、真正細菌では触媒作用にタンパク質サブユニットが必須であることが分かっている。
1988年にはローゼンスティール賞、2016年にはロモノーソフ金メダルを受賞。
