シネフリン

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シネフリン
物質名
識別情報
3D model (JSmol)
ChEBI
ChEMBL
ChemSpider
ECHA InfoCard 100.002.092 ウィキデータを編集
KEGG
UNII
性質
C9H13NO2
モル質量 167.21 g/mol
外観 無色の固体
融点 162-164°C (R-(-)-エナンチオマー); 184-185°C (ラセミ体)
溶ける
薬理学
C01CA08 (WHO) S01GA06 (WHO), QS01FB90 (WHO)
特記無き場合、データは標準状態 (25 °C [77 °F], 100 kPa) におけるものである。

シネフリン (synephrine) またはp-シネフリンは、数種の動植物が生成するアルカロイドの一つ。ミカン科ウンシュウミカンナツミカンダイダイゴシュユなどにミカン科植物を基原とする生薬に含まれるアルカロイドで、血管収縮作用、血圧上昇作用、気管支筋弛緩作用が認められている。

エフェドリンと化学構造が類似しているため、エフェドリン同様、カフェインならびにその他の興奮剤と同時に摂取すると、めまい、ふるえ、頭痛、不整脈、心臓発作、精神病、脳卒中など、有害事象が誘発される可能性がある。

脂肪分解酵素リパーゼ活性化することから、脂肪代謝や食欲抑制を促進するなどの効果を目的としたサプリメントが海外で発売されているが、2011年にカナダ保健省はシネフリンを含む製品に注意喚起をした。

また、全米大学体育協会(National Collegiate Athletic Association:NCAA)は、「シネフリン(ビターオレンジ)」を禁止薬物の最新リストに興奮剤として掲載している[1]

アドレナリン作動薬フェニレフリンm-シネフリン)は構造異性体である。

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