シマムロ

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シマムロ
シマムロの枝
(2024年11月 東京都 夢の島熱帯植物館)
保全状況評価
絶滅危惧II類環境省レッドリスト
Status jenv VU.svg
Status jenv VU.svg
分類
: 植物界 Plantae
階級なし : 裸子植物 gymnosperms
: マツ綱 Pinopsida
: ヒノキ目 Cupressales
: ヒノキ科 Cupressaceae
亜科 : ヒノキ亜科 Cupressoideae
: ビャクシン属(ネズミサシ属) Juniperus
: Juniperus sect. Juniperus
: シマムロ
J. taxifolia Hook. et Arn.[1]
変種 : シマムロ
J. taxifolia var. taxifolia
学名
J. taxifolia var. taxifolia
シノニム
  • Juniperus lutchuensis var. maritima Iwata & Kusaka
  • Juniperus triangularis Mast.
和名
シマムロ
直立するシマムロ(2024年11月 東京都 夢の島熱帯植物館)

シマムロ(学名:Juniperus taxifolia var. taxifolia )は、ヒノキ科ビャクシン属(ネズミサシ属[2][3])の常緑の低木または小高木。環境省絶滅危惧II類[4]

J. taxifolia を種としてシマムロの名を充てることもある[1]。本項では大澤(1997)[5]および大橋(2021)[3]に従って基準変種シマムロJ. taxifolia var. taxifolia とする。変種オキナワハイネズとの区別については分類(変種)欄に記す。

匍匐性でよく分枝するが、環境により直立し[6]、高さ13 mに達するものもある。葉は針型状で3輪生し、基部に関節をもつ。葉の表面は凹み中肋になるが深い溝状にならず、その両側に1本ずつ、白色の気孔帯があり、気孔帯は緑色の縁部より広い。葉先は鈍頭で弓状に曲がらない。球果は径7–8 mmで、3個の種鱗からなり、通常3個の種子をつくる[5][3]

分布と生育環境、利用

小笠原諸島の父島列島と母島列島に分布する[3]。現地名で「ヒデ(火出)」と呼ばれ、よく燃えることから薪として伐採利用された。現在では大きな木は無く、乾燥した強風環境の岩礫地に低木状に育ったものが多くみられる[5][3]

分類(変種)

  • J. taxifolia var. taxifolia 基準変種シマムロ 小笠原特産、葉先は鈍頭、球果は径7–8 mmとやや小さい。幹が立ち上がり小高木になることがある
  • J. taxifolia var. lutchuensis (Koidz.) Satake オキナワハイネズ 房総半島南部から東海地方、伊豆七島、奄美大島以南の南西諸島に分布。葉先はやや鋭く尖る。球果は径10–12 mmと大きい

脚注

参考文献

外部リンク

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