シャテルロー橋
From Wikipedia, the free encyclopedia
| シャテルロー橋 Pont de Châtellerault | |
|---|---|
|
シャテルロー橋 | |
| 基本情報 | |
| 国 |
|
| 所在地 |
![]() |
| 交差物件 | ヴィエンヌ川 |
| 用途 | 道路橋 |
| 設計者 | フランソワ・エヌビック |
| 着工 | 1899年8月15日 |
| 竣工 | 1900年 |
| 開通 | 1900年9月1日 |
| 座標 | 北緯46度48分49.4秒 東経0度32分14.7秒 / 北緯46.813722度 東経0.537417度座標: 北緯46度48分49.4秒 東経0度32分14.7秒 / 北緯46.813722度 東経0.537417度 |
| 構造諸元 | |
| 形式 | アーチ橋 |
| 材料 | 鉄筋コンクリート |
| 全長 | 144 m |
| 幅 | 8 m |
| 高さ | 8.15 m |
| 最大支間長 | 50 m |
| 地図 | |
| シャテルロー橋の位置 | |
| 関連項目 | |
| 橋の一覧 - 各国の橋 - 橋の形式 | |
シャテルロー橋(シャテルローきょう、フランス語: Pont de Châtellerault, 英語: Châtellerault Bridge)は、フランスにある橋である[1][2]。カミーユ=ド=オーギュ橋[1](カミーユ=ドゥ=オーギュ橋[3]、フランス語: Pont Camille-de-Hogues)とも。
ヴィエンヌ県のシャテルローにある[2]。ヴィエンヌ川に架橋されている[1]。下流には、1611年建造の石造アーチ橋、アンリ4世橋 (fr:Pont Henri-IV) があり、その東側に市街地が広がっている[1]。橋の西側には、自動車やオートバイなどを扱った博物館 (fr:Musée auto, moto, vélo) などがある[4]。
1892年にフランス・パリに鉄筋コンクリート構造物を専門とする会社、エヌビック社を創設したフランソワ・エヌビック (en:François Hennebique) が開発したエヌビック・システムと呼称される鉄筋コンクリート技術を用いて建造された[1][5]。この橋が建造された場所は、もともと鉄橋が建設される計画が上がっていた場所であった[1]。
歴史
1824年にヴィエンヌ川の西岸に軍事工場、シャテルロー兵器廠 (fr:Manufacture d'armes de Châtellerault) が建設されたことによって、シャテルローに新しく橋を建造する必要性が生じた[1]。
1897年、兵器廠と市街地をつなぐことを目的とする橋の建設が、シャテルロー市議会で決議される[6]。同年11月、当時の市長、カミーユ・ド・オーギュ (fr:Camille de Hogues) を長とし、技術者のアンタン (Antin) らを含む計17人からなる委員会が結成される[1]。
1899年8月15日に着工された[1]。建設の指揮は、ドオーグによって行われた[7]。1900年に完成され、同年3月から4月にかけて死荷重試験が、8月に動荷重試験が行われ、9月1日に開通した[1][8][9]。2002年11月22日、歴史的記念物に指定された[10]。
構造
3径間から構成される鉄筋コンクリート造、上路式の開側アーチ橋である[1][11][5]。橋の長さは 144 メートルである[12]。幅員は 8 メートルである[12]。高さは 8.15 メートルである[12]。構造設計は、エヌビックによる[2]。車道と歩道の併用橋である[2]。車道は 5.0 メートルの幅員をもち、歩道は 1.5 メートルの幅員をもつ[1]。
中央支間長は 50 メートルあり、両側径間長は 40 メートルある[1]。鉄筋コンクリート造の橋としては、世界で最初に支間長が 50 メートルに達した[13][5]。高欄は、錬鉄で造られている[1][14]。この橋に使用された鉄筋は、引張強度が 42 kg/mm2 で、破断後の伸びが 20 パーセントの鋼である[5]。
