シャリファ・アスマ
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シャリファ・アスマは、バラの園芸品種の1つ。1989年にイギリスで、デヴィッド・C.H.オースチンによって作出された[1][2]。
四季咲き・直立性または半直立性のシュラブのイングリッシュローズ[1][2][3][4]。交配種は、メアリー・ローズ×Admired Miranda[1][5]。樹形はブッシュ型、樹高は0.8-1.3m、株張りが80cmとやや低めの株になる[1][2][3][4][6]。やわらかい桃色の、中輪と呼ぶには小さい花を咲かせる[1][2]。花径は6-10cm、花弁数は35-50枚[2][7]。咲き始めはカップ咲きで、咲き進むとカップ・アンド・ソーサ―型になり、更にロゼット咲き、その後はポンポン咲きへと変わる[2][1]。花茎は細い[1]。花付き・花もちは良い[1][2][7][注 1]。また、四季咲き性が強い[2][8]。強香種で、芳醇な香りを放つ[1][7]。香りの質は、ダマスク・モダンに白ブドウなどのフルーツ香[8][4]。作出者のデビッド・オースチンは、白ブドウや桑の実を思わせる芳香、と述べている[9]。樹勢はやや強い[3]。耐寒性・耐暑性はよい[6]。耐陰性がややあり、半日の日照でも育つ[8]。耐病性に優れ、無農薬栽培でもうどん粉病・黒点病ともに出にくいとの報告もある[8][注 2]。株を大きくすれば、無農薬栽培でも生き残りやすい[3]。葉に特徴があり、葉脈に沿って深く波打った形である[8]。葉の色は深い緑色[8]。葉は厚みがあり、よく繁る[2]。枝の棘は多い[2]。父のアドマイアード・ミランダは初期のイングリッシュローズで、花はきれいだが体力のない品種だった[5]。シャリファ・アスマは、両親のそれぞれの良い所を受け継いだ品種である[5]。