シュルギン評価尺度

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シュルギン評価尺度(シュルギンひょうかしゃくど、Shulgin Rating Scale)[1]、あるいは定量的効力尺度(仮訳、quantitative potency scale)、とは、向精神薬の用量と時間における客観的な効果を報告するための簡単な尺度である。これはアメリカの生化学者であるアレクサンダー・シュルギンと、共著者であるアン・シュルギン、ペイトン・ヤコブ三世によって研究の手段として開発され、1986年に Methods and Findings in Experimental and Clinical Pharmacology にて公開された。1991年にはシュルギンによる著書 PiHKAL に掲載されている。

  • マイナス、(-) 定量的効力尺度 (-, ±, +, ++, +++) にてなんの作用も観察されなかった。
  • プラス/マイナス、(±) 閾値的な作用を示す水準の薬物の効力。より多い量でより大きい反応を生じさせるなら、プラス/マイナス(±)が正しい。より多い量で何も生じないなら、誤判定ということだ。
  • プラス1、(+) その薬物はかなりはっきりと効いている。時間はかなり正確に判断できるが、その薬物の作用の性質はまだはっきりとしていない。
  • プラス2、(++) 時間と薬物の効果の性質は共に紛れもなくはっきりしている。しかし、冒険を受け入れるか、むしろそのまま日常生活の予定を続けるかについては、(熟練の研究者であれば)まだ選択の余地がある。その作用が中心的となっており、あるいは他の望んだ活動を抑制し副次的にしてしまうかもしれない。
  • プラス3、(+++) 時間と薬物の作用の性質がはっきりしているだけでなく、その作用をもはや無視できない。よかれ悪しかれ、実験者は完全に体験に入り込んでいる。
  • プラス4、(++++) まれで貴重な超越状態で、「至高体験英語版」、「宗教体験」、「神性変異」「三昧状態」と呼ばれてきたもので、他の文化においても多くの呼び方がある。薬物の強さの評価の+1、+2、+3には関係がない。これは「神秘への参入」、宇宙の内側・外側へのつながりという至福状態であり、幻覚剤の摂取後に生じたのだが、後に同じ薬物を摂取しても必ずしも再現できるものではない。あらゆる人間にプラス4の体験を一貫して生じさせることができる薬物(また技術と手段)が発見されたなら、究極の進化を、またおそらく人類の試みの終焉を伝えるだろうと考えられる。アレクサンダー・シュルギン、PiHKAL、963–965ページ。

使い方

出典

外部リンク

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