シンソウガクシャ
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『シンソウガクシャ』は、広石匡司による日本の漫画作品。『月刊マガジンZ』(講談社)および、Yahoo! JAPAN内コンテンツYahoo!コミックによるコラボレーションに基づくクロスオーバー作品企画『ヒーロークロスライン』(通称HXL)作品である。ウェブコミック誌『ヒーロークロスライン』にて連載された。単行本は全1巻だが、同人誌等で続編は執筆されている。
第6話、第5.5話
西暦1999年。数多の邪悪と数多の正義の原始「オルタレイション・バースト」。それから20年、世界は未だ混沌の中にあった。1999年以降、数万人に一人の確率で無作為に目覚める異形の超能力者。人々は彼らを『地獄の扉を叩いた者』と言う意味を込めてKNOCKERS(ノッカーズ)と呼んだ。西暦2019年、突如として警視庁が占拠された。首謀者は"仮面の男"シュライク。彼は強力な催眠と洗脳を得意とし、一夜にして主戦力のほとんどを支配下に置いた。奪還作戦の責任者・霧原茂警部補は対応策として新型ブースター「特化19式」の使用を決断する。だが、それを使えるのはまだ14歳の少年・立見硬だけだった。
同人誌「ヒーロークロスライン アフターミッション」に掲載された作品。連載版最終話ラストシーンに至るまでのエピソードが描かれている。
- 第6話
硬の活躍から、硬と同様に物心つく前から幼少時にオルタレイション・バーストを起こしノッカーズとなった児童を集めた特別学級「深層学舎(シンソウガクシャ)」が設立され、BOOTS特別隊員として活躍し賛否両論ながら世間からも受け入れられつつあった…。だが、硬は度々学舎を抜け出しては社会的立場が弱い未成年ノッカーズを文字通り食い物にする犯罪者を狩って回るという行為を繰り返していた。BOOTSの一員として活動するうちにノッカーズの脳内から採取できる特殊物質・デミアジウムを得るために犠牲とされる子どもたち…。そんな現状に悩み苦しむ硬は犯罪者たちを倒さなければ眠れないほどの不眠症に陥っていた。
- 第5.5話
第6話から半年ほど前。まだBOOTSに硬と那由他しかいなかった頃、BOOTS隊員と硬は未だに連携を取れないでいた。一般隊員からすればノッカーズとはいえ未成年の硬は「護らなければならない対象」であり、彼らのみならず硬自身も二律背反な状況に悩んでいた。そんなある日、硬はマジン団情報参謀・レーダの接触を受ける。洗脳電波と口八丁で煙に巻かれつつあった硬だが、レーダが拾った「降着生物8号」と呼ばれる存在が暴走を始める。
2009年に地球に接近した巨大隕石から飛来したと思われるそれは周囲から吸収した物質を体内で再構成した反応物質量が臨界を超えると自爆するという歩く反物質爆弾だった。8号に引っかかったレーダを助け、爆発を抑え込もうとする硬に高階が協力、彼のブースターからエネルギーの供給を受けて爆発を上空へ逸らすことに成功する。