ジェスフィールド76号 From Wikipedia, the free encyclopedia ジェスフィールド76号(極司非爾路76號)は、日中戦争下の上海で日本軍が設立した対重慶特務工作機関。のちに汪兆銘政権が樹立されると、正式な政府機関となり、国民党中央委員会特務委員会特工総部と称した。 丁黙邨(左)と李士群(右) 日中戦争下の上海で、藍衣社やCC団による抗日テロが頻発して対応に苦慮した日本軍は、1939年に親日派中国人による取締機関を設立する。本部を共同租界のジェスフィールド路76号に置いたことから、住所が呼称となった。元国民党特務の経歴を持つ丁黙邨主任や李士群副主任(のちに主任)らの敏腕は、テロリストを次々と粛清して重慶側工作員に恐れられた。 1943年9月に李士群が毒殺されると後継者争いが激化し、汪政権で最高軍事顧問の松井太久郎中将は、李士群が部長を務めた調査統計部を政治部(部長:黄自強)、特工総部を政治保衛局(局長:万里浪)、それぞれへ改編した。 機構 機要処 総務処 情報処 電務処 無線電偵察総台 督察室 審訊室 化験室 専員室 看守所 警衛総隊 行動大隊 20個以上 そのほか南京区、杭州区、華南区、江蘇区、日警区、武漢区、安徽区、上海区に支部を設置。 歴代主任 丁黙邨(1939年5月 - 1940年3月) 李士群(1940年3月 - 1943年9月) 参考文献 「中国秘密戦」 郝在今、作家出版社、2005年、ISBN 7-5063-3113-6 「上海テロ工作76号」 晴気 慶胤、毎日新聞社、1980年、ASIN B000J88W3A 関連項目 龍-RON- ラスト、コーション 外部リンク 七十六号:汪偽特工口述史 Related Articles