ジェス・ウォルター
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2012年までに6作品を上梓している。2013年には初の短編集"We Live in Water" を刊行。『エスクァイア』や『PLAYBOY』など多くの雑誌にエッセイや短編小説が掲載されている[2]。
最新作『美しき廃墟』(原題:Beautiful Ruins )は、『ニューヨーク・タイムズ』のベストセラー・リストで第1位になった[3]ほか、『エスクァイア』ではブック・オブ・ザ・イヤーやワシントン・ポスト』の注目本に選ばれた[4]。ナショナル・パブリック・ラジオのトーク番組"Fresh Air" で文芸評論家のモーリーン・コリガンは「文学的に奇跡」と絶賛し[5]、『ボストン・グローブ』のスティーヴ・アーモンドは「ペーソスがあって、ウィットが突き抜けており、古典文学のような趣がある」と述べた[6]。
2009年に上梓した"Financial Lives of the Poets" は、『タイム』や『ワシントン・ポスト』『ロサンゼルス・タイムズ』『ビリーバー』などでその年のベスト作品に選ばれた[7]。脚本も書いており、"Financial Lives of the Poets" の映画用脚本も書いてある。
2006年に上梓した『ザ・ゼロ』(原題:The Zero )は、全米図書賞の最終候補作品であった。『ワシントン・ポスト』のレビューでジョン・マクナリーは同作について「道義心だけでなく優れた洞察力で我々の文化を、そして911後の世界が良く書けている」と称賛した[8]。
2005年の『市民ヴィンス』(原題:Citizen Vince )は、エドガー賞 長編賞を受賞した[9]。
ウォルターはジャーナリストでもあり、『ニューヨーク・タイムズ』『ワシントン・ポスト』『ボストン・グローブ』などに寄稿する。1992年のルビー・リッジ事件では、地元紙『スポーケスマン・レビュー』のレポーターとして取材をし、"Every Knee Shall Bow" として刊行した(後に"Ruby Ridge" と改題)[10]。1996年にベストセラーとなった"In Contempt" はクリストファー・ダーデンとの共著作品である。
生まれ故郷であるスポーケンに、妻アンとブルックリン、アヴァ、アレクの3人の子供たちと暮らしている。イーストバレー高校、東ワシントン大学の卒業生である。
作品リスト
長編小説
| 邦題 | 原題 | 刊行年 | 刊行年月 | 訳者 | 出版社 |
|---|---|---|---|---|---|
| 血の奔流 | Over Tumbled Graves | 2001年 | 2002年2月 | 天野淑子 | 早川書房〈ハヤカワ文庫〉 |
| The Land of the Blind | 2003年 | ||||
| 市民ヴィンス | Citizen Vince | 2005年 | 2006年12月 | 田村義進 | 早川書房〈ハヤカワ・ミステリ文庫〉 |
| ザ・ゼロ | The Zero | 2006年 | 2013年12月 | 上岡伸雄/児玉晃二 | 岩波書店 |
| The Financial Lives of the Poets | 2009年 | ||||
| 美しき廃墟 | Beautiful Ruins | 2012年 | 2015年5月 | 児玉晃二 | 岩波書店 |
短編、短編集
- Bleacher Couch Man (2011) [included in ESPN The Magazine's Fiction Issue]
- Big Man (2012)
- Wolf and the Wild (2012)
- Thief (2012)
- Love Song #79 (2012)
- Don't Eat Cat (2012)
- We Live in Water: Stories (2013) - 短編集
ノンフィクション
- Every Knee Shall Bow (1995) - 2002年にRuby Ridge: The Truth and Tragedy of the Randy Weaver Family と改題
- In Contempt (1996) - クリストファー・ダーデンとの共著