ジェプツンタンパ10世 From Wikipedia, the free encyclopedia 幼名 A・アルタンナル[注釈 1]名 ジャンペル・ナムドゥル・チューキゲンツェン生地 アメリカ合衆国ワシントンD.C.宗派 チベット仏教ジェプツンダンバ・ホトクト10世 2015年頃 - ジェプツンタンパ10世(2025年)幼名 A・アルタンナル[注釈 1]名 ジャンペル・ナムドゥル・チューキゲンツェン生地 アメリカ合衆国ワシントンD.C.宗派 チベット仏教テンプレートを表示 ジェプツンダンパ10世(2015年頃 - )またはボグト10世[1]は、モンゴル国におけるチベット仏教ゲルク派の精神的指導者であるジェプツンダンバ・ホトクトの10番目の転生者[2]。本名はA・アルタンナル[注釈 1]。 2016年11月、最後のモンゴル国訪問中[3]にダライ・ラマ14世は11月23日の記者会見で10代目のジェプツンダンバ・ホトクトがモンゴル国内に転生したばかりだという見解を語った[4]。 2023年8月3日、インド・ダラムシャーラーでの儀式中[5]、ダライ・ラマ14世は公式にジェプツンダンバ・ホトクトの10代目転生者を認定し、次のように語った: 「本日、モンゴル国のリンポチェ(英語版)、ハルハ・ジェプツンダンパの転生者がご同席されています。歴代のジェプツンダンパたちは勝楽金剛(英語版)の黒行者と深くかかわってきました。そのうちのひとりは修習に捧げられた寺院をモンゴルに建立しました。それゆえ、今日ここに同席されることは非常に吉兆であります[6]。」 認定の翌週、中国はモンゴル国に関税を課し、国境を封鎖し、道路渋滞が引き起こされ、トラック運転手は氷点下の中で数日を過ごすことを余儀なくされた。中国はまた、モンゴル国に対する42億ドルの借款交渉を打ち切った[7]。 ジェプツンダンパ10世は双子のひとりであり、ワシントンD.C.でハルハ・モンゴル人両親のもとに生まれており、したがって米国籍(英語版)を有する[8]。ジェプツンダンパ10世の身分を守るため、双子アチルタイとアグイダイは公の場へ姿を見せる時は基本的に二人そろっている[8]。10代目ボグドの名前はアルタンナル・Aとだけ明かされている。彼らの両親もダライ・ラマも2023年3月の儀式に出席したのがどちらの子なのか明らかにしていない。 双子の父親アルタンナル・チンチュルーン(Altannar Chinchuluun)はモンゴル国立大学の数学教授であり、母ナルマンダヒン・ムンフナサン(英語版)は自らの母で、国会議員を務めたツェデンギイン・ガラムジャフ(モンゴル語版)の創立した鉱業・建設コングロマリットMonpolymetグループのCEOを務める[2][8]。2025年7月、かつてカルムイク共和国の仏教徒長およびダライ・ラマのロシア・モンゴル国・独立国家共同体使節を務めたテロ・リンポチェ(モンゴル語版)は中華人民共和国政府による圧力によって、モンゴル国によるジェプツンダンパ10世の伝統的な承認・即位が阻まれていると明らかにした[9]。 関連項目 ダライ・ラマ14世の後継者(英語版) パンチェン・ラマ11世問題(英語版) カルマパ問題(英語版) 脚注 注釈 1 2 ジェプツンダンパ10世は双子のひとりとして生まれた。彼の身分を守るため、彼の個人名は明かされていない。彼の個人名はアルタンナリン・アチルタイ(モンゴル語: Алтаннарын Ачилтай; 繁体字: 阿其勒泰)もしくはアルタンナリン・アグイダイ(モンゴル語: Алтаннарын Агуйдай; 繁体字: 阿圭代)である。 出典 ↑ “X Богд америкийн иргэншилтэй юу?”. mpress.mn (2023年3月9日). 2023年3月27日閲覧。 1 2 “Ignoring China's displeasure, Dalai Lama names Mongolian boy as new Buddhist spiritual leader” (英語). Firstpost (2023年3月25日). 2023年3月26日閲覧。 ↑ “Why the Dalai Lama is no longer welcome in Mongolia”. Christian Science Monitor. ISSN 0882-7729. https://www.csmonitor.com/World/2016/1222/Why-the-Dalai-Lama-is-no-longer-welcome-in-Mongolia 2023年3月27日閲覧。 ↑ “The Dalai Lama in Mongolia: 'Tournament of Shadows' Reborn” (英語). thediplomat.com. 2023年3月27日閲覧。 ↑ “8歳のモンゴル少年は「転生」したチベット仏教高僧 中国の圧力の中、ダライ・ラマ14世が認定したのはこんな子”. 東京新聞. (2023年11月15日). https://www.tokyo-np.co.jp/article/289709 2025年12月7日閲覧。 {{cite news}}: CS1メンテナンス: 先頭の0を省略したymd形式の日付 (カテゴリ) ↑ The 14th Dalai Lama (2023年3月26日). “Preliminary Procedures for the Chakrasamvara…”. The 14th Dalai Lama. 2023年3月27日閲覧。 ↑ Jones, Victoria (2023年5月14日). “The Mongolian Candidate”. Modern Diplomacy. 2025年12月7日閲覧。 1 2 3 Pierson, David (2023年10月4日). “The 8-Year-Old Boy at the Heart of a Fight Over Tibetan Buddhism”. The New York Times. ISSN 0362-4331. https://www.nytimes.com/2023/10/04/world/asia/mongolia-tibetan-buddhism-bogd.html 2023年10月5日閲覧。 ↑ “Mongolia becoming “Testing Ground” for China’s control over Buddhist reincarnation, warns Dalai Lama envoy”. Phayul.com (2025年8月1日). 2025年12月7日閲覧。 宗教の称号 先代ジェプツンタンパ9世 ジェプツンダンバ・ホトクト2023年 – Related Articles~TimelinesTop QsFact Checks