ジェラール・プーレ
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指揮者とヴァイオリニストであったガストン・プーレの息子で、天才少年期を送る。父ガストンは最晩年のクロード・ドビュッシーと親交があり、ドビュッシー生前最後のコンサートでドビュッシーのヴァイオリンソナタをガストンのヴァイオリン、ドビュッシーのピアノで初演している[1]。
11歳でパリ国立音楽院に入学し、2年後には審査員全員一致の首席で卒業。18歳の時には、イタリアのジェノヴァでのパガニーニ国際コンクールで最優秀賞を受賞。
ジノ・フランチェスカッティ、ユーディ・メニューイン、ナタン・ミルシテイン、とりわけ彼の精神の父となったヘンリク・シェリング等の世界的巨匠達の教育を受けながら、数々のコンサートをし、キャリアを世界中に広めた。パリ管弦楽団、フランス国立管弦楽団、ストラスブール・フィルハーモニー管弦楽団ほか世界中のオーケストラと共演し、毎年行われるラジオ・フランス、オルセー美術館、シャンゼリゼ劇場、プラド、ディヴォンヌ、ソー、ブザンソン、モンテカルロ、モントルー等の名高い音楽フェスティバルや定期公演に出演している。ドイツ、オーストリア、イタリア、スイス、日本、アメリカ、カナダ、チェコ、スロヴァキア、中国、韓国、ブラジル、アルゼンチン、チュニジア等に渡り、国際的なキャリアを築いた。そして数多くの国際コンクールの審査員に招聘されている。
偉大な教育者でもあり、長年教授を務めたパリ国立高等音楽院を2003年に退官後、パリCNR市立音楽院のソリストコースとエコール・ノルマル音楽院で教鞭を執り、2005年4月から2009年3月まで東京芸術大学の客員・招聘教授、2010年4月からは昭和音楽大学の客員教授を務めている。ウィーンや北京の音楽院でも教える他、京都フランス音楽アカデミー、いしかわミュージック・アカデミーを始め世界中でマスタークラスを行っている。 1999年文化功労賞を受賞、2019年フランス芸術文化勲章叙勲。
2019年夏、自身の名を冠したジェラール・プーレ ヴァイオリンコンクールの第1回を日本の妙高で開催した。自ら審査員を務めた他、澤和樹と堀正文も審査員として参加。優勝者は戸澤采紀。
ルノー・カピュソンやテディ・パパヴラミなど、世界的なヴァイオリニストを指導している。日本人ヴァイオリン奏者では、山田晃子、米元響子、佐藤俊介、川畠成道、松本紘佳らが指導を受けた。