ジズ
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ジズ (זיז, Zîz) は、ユダヤの伝説に登場する怪物。

旧約聖書(特に『ヨブ記』)に登場するベヒモス、レヴィアタンと並ぶ三頭一鼎の巨大な怪物とされる。旧約聖書の詩篇50篇11節「私は山の鳥をすべて知っている。ジズ・シャーダイ[וְזִיז שָׂדַי]は私のものだ」と詩篇80篇13節「森の猪がそれを荒らし、ジズ・シャーダイがそれを食べる」にわずかに言及されているのみである。ジズの名前はヘブライ語からの翻訳の過程でしばしば失われている[1]。多くの英訳では曖昧な「獣」(beasts)と表現され、単数形とも鳥類とも言及されていない(シャーダイは通常「野の」と訳されている)。レヴィアタンが海、ベヒモスが陸、ジズが空を象徴する。巨大な鳥で、大地に立ったとき、その頭は天にまで届き、翼を広げると太陽を覆い隠すという。世界の終末には、ベヒモスやレヴィアタンと共に、食べ物として供されることになっている。