ジャクリーヌ・デュ・プレ (バラ)

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ジャクリーヌ・デュ・プレ

ジャクリーヌ・デュ・プレは、バラ園芸品種の1つ。1989年イギリスで、Jack Harknessによって作出された[1] [注 1]。流通名は、多発性硬化症で早世したイギリスの女流チェリストの名前から採られた[1]

四季咲きまたは返り咲き・半横張り性のシュラブのモダンローズ[1][2]。交配種は、Radox Bouquet×Maigold[1][2]。日本では、樹高1.5m-2.0m、株張りは120cm-200cmに育つ[2][3]。斜め横方向に広がって伸びる中型シュラブである[3]。作出国のイギリスでは少し小型化し、ハークネス公式サイトの紹介文では樹高1.3m、株張り90cmである[4][注 2]。花弁は白色で、中心の赤い蕊が映える[1][2]。花型はややカップ状になったセミダブル咲き、あるいは半八重のゆるいカップ咲き[1][2][3]。花弁数は約15枚[3]。花径は7cm-8cm[1][2][注 3]。5輪前後の房咲きになる[2]。枝の先に集中して花が付きがちなので、株全体で咲かせたいときは段差剪定するとよい[1]。花付きはよいが花もちは悪くすぐに散る[2]。春先から晩秋までたくさんの花をつける[2]。早咲きの品種である[2][3]。結実しやすい品種なので、秋まで花を楽しみたければ花殻摘みが必要である[1]。樹勢は強い[1]。斜め上方にシュートが発生し、2.5mくらいまで伸びることもある[1][2]。花茎は細いが張りがある[2][注 4]。小さめのつるバラとして利用し、アーチ・フェンス・オベリスクなどへ誘引することもできる[5]。強剪定しても花を付ける[2]。分枝はやや悪く、大苗で買ったときに太い枝が1本しかないこともあるが、生育上の問題にはならない[1]。枝には細かい棘が多いが、触れてもあまり気にならない[3]。葉は薄めの緑色で光沢があり、白い花との対照が映える[2][3]。生育は旺盛で、耐陰性にも優れる[5]。耐陰性があり、日陰や軒下でもよく成長する[3]。半日または1日数時間の日照でも生育する[3][5]。強香種で、青味のある柑橘系の香りとスパイス香がミックスした芳香を放つ[1][注 5]。ハークネス公式サイトの紹介文ではムスク香[4]。耐病性は中程度[1]。定期的に薬剤散布をした方がよい[1]。無農薬栽培では、頻繁ではないもののうどん粉病・黒点病ともに出やすい[5]。育てやすい品種である[2]ガーデン・メリット賞受賞品種[6]。視力が衰えてから、自分の嗅覚を頼りにしてデュ・プレ自らこのバラを選んだと言われている[1]

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