ジョン・ガンサー
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作品
ガンサーが有名になった一連の作品「内幕もの」は、世界の各大陸についての調査であった。それぞれの本で、ガンサーはその本が対象とする地域を徹底的に訪れ、政治、社会、ビジネスの各分野のリーダーにインタビューを行い、市井の人々にも話を聞き、対象地域についての統計を吟味した。彼は何を学び、いかに理解したかについての長い概観を書いた。
「ヨーロッパの内幕」で、ガンサーはこう書いている:「この本は世界中でヒットした。私はこの本がまさに正しいときに世に出たことで幸せなとき、3人の全体主義の独裁者が壇上に出、彼らにひどく興味をもった」と。
「内幕もの」に加え、ガンサーは小説を8作と伝記を3作書いた。特筆すべきものはBright Nemesis、The Troubled Midnight、『回想のルーズベルト』 (1950)、有名な将軍についての自伝『アイゼンハワー ――彼は世界を動かしている』であり、1952年に出版された。その年アイゼンハワーは大統領に当選した。更に、彼は若年者向けの本をいくつか書いた。アレクサンダー大王についての伝記を1953年、Meet Soviet Russia、2冊構成の『ソヴェトの内幕』を1962年に書いた。
しかし、ガンサーの名を最も残した作品は、政治に関わったものではなかった。『死よ 驕るなかれ』は、息子ジョニーが17歳で脳腫瘍で亡くなったときの回想記である。この作品で、父ガンサーは自身と彼の元妻が息子の命を救おうと全力で戦った様子(過激な外科手術から厳しく管理された食事療法まで)を詳細に描いた。沢山の治療法を試したこと、明らかな小康状態と峠の間を行ったり来たりしたこと、3者がそれぞれ病との戦いで疲労困憊する有様等、ガンサーは、自身の息子を特筆すべき若い男と描いている――彼は偶然にも物理の出来においてアインシュタインと一致するぐらい――そして息子の死による悲嘆がガンサーによって語られる。作品はこのことでベストセラーになり、このテレビ映画が1975年にエミー賞にノミネートされた。キャストはジョン・ガンサー役がアーサー・ヒル、彼の妻役はジェーン・アレグザンダー、ジョニー役はロビー・ベンスンだった。この作品は、今日に至るまで多くのアメリカの高校で必読書とされている。
『アメリカの内幕』はブロードウェイ・レヴューで1948年に初演、歌はハワード・ディエツとアーサー・シュワルツが書いた。この劇は様々なキャスト――ベアトリス・リリーやジャック・ヘイリー――によっても演じられ、累計399回にも及んだ[2]。
"High Road"
1959年9月7日から1960年9月17日まで、ガンサーはABC系列のテレビ番組"John Gunther's High Road"のホストとナレーションをつとめた。これはもともと月曜の夜8時半から放送され、まもなく後に土曜夜8時からに変更になった。この直後に、ディック・クラークのバラエティー番組が続いた。この"High Road"は世界中の様々な国への紀行映像で構成された。いくつかのフィルムは特にこの番組のために制作されたが、それ以外は他のソースから持ってきたものだった。全エピソードに共通していることはガンサーのナレーションだったが、これは実際の内容とは殆ど関係ないか、または全く関係がなかった[3]。