ジョン・マドックス賞
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ジョン・マドックス(Sir John Royden Maddox)は、王立協会フェロー(FRS)。科学雑誌『ネイチャー』の編集長を合計22年務め[1]、同誌を一流専門誌に育てた。熱意とたゆまぬ努力をもって科学を守り、困難な議論に関わり、他の人々もそこに加わるようインスピレーションを与えた人物である。書き手であり編集者としての長い人生を通じて、人々の態度と考え方を変え、科学の理解と認知を高めるために戦い続けた。
本賞は、マドックスが長年編集者を務めた科学誌『ネイチャー』と、王立協会での交流のあったマドックスの友人、ラルフ・コーン博士の設立した「コーン財団」(Kohn Foundation)、マドックスが2009年に他界するまで役員を務めた「センス・アバウト・サイエンス」の共催によるものである。ジョン・マドックスの娘・Bronwen Maddox は、本賞のパトロンである。[1]
マドックスについて、友人で科学者のウォルター・グラッツァーはこう語っている。
マドックスは、科学的発見や技術の進歩における、ありとあらゆる新しいこと、刺激的なことについて、誤り、不誠実、偽物であると信じたことは恐れずに批判しながらも、精力的に書きつづけた。その仕事はユーモアと優雅さにあふれるものだったが、決して難しい議論から逃げることは無く、むしろそれを楽しんだ。彼の率直さは、時には敵を生み、しばしば上層部を怒らせたが、それよりももっと多くの仲間をもたらした。人々の態度や考え方を変え、社会が科学をより深く理解するよう戦い続けた[1]。
センス・アバウト・サイエンス
センス・アバウト・サイエンスはイングランドとウェールズで登録されている慈善団体で、所在地はロンドン。公益に資する科学的理解を広める活動を行っている。2002年に設立された。
授賞式
ジョン・マドックス賞の受賞者は『ネイチャー』に発表され、毎年、11月に授賞式が行われる。賞金は2000ポンド[1]。