スウィフトシュア級戦艦
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| スウィフトシュア級戦艦 | |
|---|---|
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| 基本情報 | |
| 艦種 | 戦艦 |
| 前級 | ダンカン級 |
| 次級 | キング・エドワード7世級 |
| 要目 | |
| 排水量 |
基準:11,800トン(トライアンフ:11,985トン) 満載:13,850トン |
| 全長 | 146.23m |
| 最大幅 | 21.64m |
| 吃水 | 7.5m |
| 機関方式 |
ヤーロー式石炭専焼水管缶12基 +直立型三段膨張式三気筒レシプロ機関2基2軸推進 |
| 出力 | 14,000hp(12,500hpとも) |
| 最大速力 | 19ノット |
| 航続距離 |
10ノット/6,200海里(常備) 10ノット/11,000海里(満載) |
| 燃料 |
石炭:840トン(常備) 2,000トン(満載) |
| 乗員 | 700~800名 |
| 兵装 |
アームストロング 1904年型 Mark VI 25.4cm(45口径)連装砲2基 アームストロング 1904年型 Mark III 19.1cm(50口径)単装速射砲14基 Marks I 14ポンド:7.62cm(50口径)単装速射砲14基 Marks I 12ポンド:7.62cm(40口径)単装速射砲2基 Marks I 5.7cm(40口径)単装速射砲4基 45.7cm水中魚雷発射管単装2門 |
| 装甲 |
テルニ鋼製 舷側:76.2~152~178mm(水線面)、51mm(艦首部) 甲板:25.4~76.2mm 主砲塔:254mm(前盾)、203mm(側盾) 主砲バーベット部:254mm(甲板上部)、51mm(甲板下部) 副砲ケースメイト部:178mm(最厚部) 司令塔:279mm(最厚部) |
スウィフトシュア級戦艦 (HMS Swiftsure class battleship) は、イギリス海軍がかつて保有していた前弩級戦艦の艦級の一つである。もともとはチリ海軍向けの二等戦艦として発注されていたが、アルゼンチンとの協定で手放すことになりイギリスが購入したという経緯があり、同時代のイギリス戦艦と比較して性能は劣っていた。
スウィフトシュア級はチリ海軍が、コンスティトゥシオンとリベルタードという名前で戦艦の建造をイギリスのアームストロング社に注文していた。チリと緊張感が高まっていたアルゼンチンがイタリアに注文していたジュゼッペ・ガリバルディ級装甲巡洋艦「リヴァダヴィア」と「モレノ」に対抗するものであったが、チリとアルゼンチンでの戦争を望まないイギリスが仲介し、1902年5月28日に協定が結ばれ、この建造中の軍艦2隻ずつは売却されることとなった(南アメリカの建艦競争を参照)。日本が日露戦争に備えてこの2艦の戦艦を購入しようとしたが果たせず、ロシアに売却される恐れが生じたために日英同盟のよしみでイギリスが買い取ったという経緯がある。
これら2艦はスウィフトシュア及びトライアンフと名づけられた。2艦は1904年に竣工している。購入予定国のチリの事情にあわせた設計であり、他の英国戦艦とは異質であり、そのため艦隊に編入しても他艦と同一行動ができず、たった2隻だけでは有力な戦隊も編成できず、主に海外派遣任務に用いられた。強いて挙げれば二等戦艦のバーフラー級戦艦・レナウンとは性格的に似通っていたが、これら3艦は性能不足と判断されて早々に除籍されている。
それでも第一次世界大戦に投入され、トライアンフはガリポリの戦いにおいてドイツ潜水艦U-21による魚雷攻撃によって撃沈されている。スウィフトシュアは標的艦に改装となった後の1920年に退役、スクラップとなった。


