ステロポドン科
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概要
ステロポドン科(Steropodontidae) は白亜紀に生息した単孔目の科で、代表属は Steropodon(タイプ種 Steropodon galmani)。ホロタイプ(右下顎断片 AM F66763)はオーストラリア・ニューサウスウェールズ州 ライトニングリッジの グリマン・クリーク層(Griman Creek Formation) から産出し、地質学的には中生代白亜紀後期(セノマニアン、約100.2–96.6百万年前)に相当するとされる。下顎と臼歯の形態(大きな下顎管や特殊な臼歯形態)は現生カモノハシ類に類縁的な性質を示唆する一方で、材料は断片的であり科としての単系統性やいくつかの属の帰属は研究者の間で議論が残る[3]。
分類
ステロポドン科(Steropodontidae)は、哺乳綱における単孔目(Monotremata)の化石群をまとめた科である。もともとタイプ属である Steropodon はかつて現生のカモノハシ科(Ornithorhynchidae)に含められることもあったが、その後独立した科としてステロポドン科が提案された。本科には現在、Steropodon を含むとされる。また、同じ白亜紀の産地から産出した小型単孔類化石(例えば Parvopalus)が本科に含まれる可能性を指摘する研究もあるが、その帰属は未確定である[4]。また、かつて本科に含められていたとされる白亜紀の原始単孔類である Teinolophos などは、近年(2022)の系統解析・総説研究によって別科(Teinolophidae)として再編される扱いが提案されており、Steropodontidae の包含属をどこまで認めるかについてはいまだ議論がある[5]。
下位分類
†は絶滅
- †ステロポドン属(Steropodon)
- †テイロノフォス属(Teinolophos)