ストレッガ海底地すべり
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概要
Storeggaはノルウェー語で「大きな縁」(stor (great) + egg (edge))の意を持つ大陸棚であり、ムーレの海岸の沖に所在した。海岸から100 kmほどの場所に大陸棚の淵があり、その場所において発生した大規模な海底地すべりがストレッガ海底地すべりである。また史上最大規模の地すべりであったと考えられている[2]:289。
この海底地すべりは巨大な津波を引き起こし、その結果スコットランドなどに多量の堆積物を堆積させた。スコットランドのモントローズ盆地においてはこれがよく観察され、堆積物に含まれていた植物を用いた放射性炭素年代測定により、この地すべりが紀元前6225年から紀元前6170年の間に発生したことが明らかとなった[3][4]。
地すべりを引き起こした原因として様々な説が考えられてきた。Margonellis (2014)は海底に存在したメタンハイドレートが地震によって約164倍に膨張したことによる崩壊を考えた[5]。Williams (2016)は氷河によって地面が迷子石のように運搬されたり、地震などによって陸上が崩壊したりしたことに伴って海底が崩壊したという考えを示した[6]。
