スプレッツァトゥーラ
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スプレッツァトゥーラ(イタリア語: sprezzatura、[sprettsaˈtura])とは、 バルダッサーレ・カスティリオーネの『宮廷人』という作品に登場するイタリア語で、その作品の中では、「技巧を隠して、自分がしていることをあたかも労せずに無意識にできたかのように見せる、ある種の無造作さ」であると定義している[1]。この能力は、宮廷人(貴族など)が難しいことをするときに、その労力を隠す才能を意味し[2]、作品の中で著者は宮廷人に対し、剣術から詩歌に至るまで、あらゆることにおいて落ち着いた熟達の雰囲気を養うよう助言している[3]。また、この言葉は、実際の欲望・感情・思考などを表情などに出さないこと、つまり「防御的な皮肉」を意味する言葉として使われることもある[4]。
さらに上記の意味から派生して、「努力を感じさせない、さりげなく洗練された優雅さ」といった、イタリア流の肩の力を抜いたエフォートレスなファッションセンスを指す用語として、服飾界では広く使用されている[3]。