スペルミジン

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スペルミジン: spermidine)はポリアミンに分類される有機化合物で、細胞の生存、増殖、ミトコンドリアの機能維持に必須である。そのため、細胞内には豊富に含まれているが、加齢とともにその生体内濃度は低下することが知られている。

概要 物質名, 識別情報 ...
スペルミジン
Skeletal formula of spermidine
Skeletal formula of spermidine
Ball and stick model of spermidine
Ball and stick model of spermidine
物質名
識別情報
3D model (JSmol)
バイルシュタイン 1698591
ChEBI
ChEMBL
ChemSpider
DrugBank
ECHA InfoCard 100.004.264 ウィキデータを編集
EC番号
  • 204-689-0
Gmelin参照 454510
IUPHAR/BPS
KEGG
MeSH Spermidine
RTECS number
  • EJ7000000
UNII
国連/北米番号 2735
性質
C7H19N3
モル質量 145.250 g·mol−1
外観 無色の液体
匂い 生臭い、アンモニア臭
密度 925 mg mL−1
融点 22 - 25 °C (72 - 77 °F; 295 - 298 K)
145 g L−1 (at 20 °C)
log POW −0.504
λmax 260 nm
吸光度 0.1
屈折率 (nD) 1.479
危険性
GHS表示:
腐食性物質
Danger
H314
P280, P305+P351+P338, P310
引火点 112 °C (234 °F; 385 K)
関連する物質
関連するamines
特記無き場合、データは標準状態 (25 °C [77 °F], 100 kPa) におけるものである。
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特徴

細胞代謝の際にRNAポリメラーゼの一種である酵素T7 RNAポリメラーゼを活性化するのに利用されることがある。

一酸化窒素合成酵素 (nNOS) を阻害する、DNAへの結合・誘発作用を持つ、T4 ポリヌクレオチドキナーゼ活性を誘起する、などの特徴がある。DNA結合タンパク質の精製に利用することもできる。

スペルミジンはT細胞の脂肪酸酸化を直接活性化し、老化による抗腫瘍免疫の低下を回復させることが示されている[1]

溶液調製時における注意

無菌の溶液が必要な場合は濾過によって調製すべきであり、オートクレーブを用いてはならない。放置すると脱アミノ化を起こすので、凍結させて保存する必要があり、頻繁に新しい溶液を調製しなければならない。また匂いは男性の精液に酷似する。

関連項目

出典・脚注

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