スポーラン
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キルトにはポケットが存在しないため財布の代わりとして、または小物や貴重品を収納するために用いられる。中世ヨーロッパにおいて普及したベルトポーチの一つであり、スポーラン以外はほとんどポケットに取って代わられた[1]。スポーランはベルトのバックルより下に吊るされ、そのスタイルやデザインに合うように製作されている。キルトのバックルは非常に装飾的で、スポーランの金属製の蓋(キャントル、cantle )や、スキアン・ドゥと呼ばれる小型ナイフにも同様の文様・意匠がなされている。
キルトをまとった正装では欠かせないものであり、また用途によっていくつかの種類に分類される。伝統的には男性専用であったが女性のハンドバッグとしても用いられている[2]。
車の運転やダンス、ドラムの演奏など重いポーチが邪魔になるようなときは、スポーランは前面からずらされ、よりカジュアルなポジションである腰の横に吊るされる[3]。
