セイヨウスモモ
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| セイヨウスモモ | |||||||||||||||||||||||||||||||||
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セイヨウスモモ Prunus domestica | |||||||||||||||||||||||||||||||||
| 保全状況評価[1] | |||||||||||||||||||||||||||||||||
| DATA DEFICIENT (IUCN Red List Ver.3.1 (2001)) | |||||||||||||||||||||||||||||||||
| 分類(APG, APG II, APG III[注釈 1]) | |||||||||||||||||||||||||||||||||
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| 学名 | |||||||||||||||||||||||||||||||||
| Prunus domestica L.[8][1] | |||||||||||||||||||||||||||||||||
| 和名 | |||||||||||||||||||||||||||||||||
| プラム セイヨウスモモ ヨーロッパスモモ | |||||||||||||||||||||||||||||||||
| 英名 | |||||||||||||||||||||||||||||||||
| plum |

セイヨウスモモ(Prunus domestica[8]、あるいは種間雑種であるとして Prunus × domesticaとも表記する)はバラ科サクラ属スモモ亜属の果樹。いわゆるプラム(plum)の一種である[9][10][注釈 2]。コーカサス地方原産[9](あるいはコーカサス地方からカスピ海にかけて原生[10])。
セイヨウスモモのうち核をもったまま乾果に加工できるものをプルーン(prune)という[9][10](後述の下位分類のグループも参照)。ただし、国によっては生果をプラム、乾果をプルーンと呼んでいる[10]。
ヨーロッパスモモともいい、その中で最も多く栽培されているのがドメスチカスモモであり、その下位に複数のグループがある[11]。学名のdomesticaはラテン語で庭園に植えられているという意味である[12]。ドメスチカスモモは6倍体植物であり、4倍体のスピノサスモモ(Prunus spinosa)と2倍体のミロバランスモモ(Prunus cerasifera)の交雑により生じた種であると考えられている[11]。
樹高10 - 12メートルとなる落葉性小高木である[12]。セイヨウスモモは有史以前から利用の歴史があるが、栽培の歴史は2000年程度とされる[12]。
葉は楕円形[12]あるいは倒卵形[12]。葉の長さは5 - 10 cm[12]、幅は3 - 6 cm[12]。葉縁は鋸歯で互生である[12]。
花は春に咲く[12]。花の色は白色[12]あるいは緑白色[12]。花の直径は約2 cm[12]。がく片の内側に微毛をもつ5弁花を1個から3個、散形花序で付ける[12]。
果実は青黒色[12]、赤色[12]、黄色[12]。核果は球形[12]、卵形[12]、長楕円形[12]である。他の全てのサクラ属の果実と同じように、中心に大きな1つの種があり、一般的にstoneと呼ばれていて、食べる際には取り除かれる[13]。
セイヨウスモモは商業的には果樹園で栽培されているが、台木に自家稔性の株を接いだ近年の苗木、育成、剪定法では比較的省スペース、1本の木で収穫が可能である。早期の開花、結実には霜や冷たい風から保護された場所を必要とする[13]。
