セロ弾きのゴーシュ (1953年の映画)
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| セロ弾きのゴーシュ | |
|---|---|
| 監督 |
(「演出」とクレジット) 森永健次郎 川尻泰司 |
| 脚本 |
(「脚色」とクレジット) 田中澄江 川尻泰司 |
| 原作 | 宮沢賢治 |
| 製作 | 厚木たか |
| 出演者 | 人形劇団プーク |
| 音楽 | 伊福部昭 |
| 撮影 | 柿田勇 |
| 製作会社 | 三井芸術プロダクション |
| 公開 |
|
| 上映時間 | 45分 |
『セロ弾きのゴーシュ』(セロひきのゴーシュ)は、宮沢賢治の童話『セロ弾きのゴーシュ』を原作として、人形劇をカメラで撮影して制作された、1953年の日本映画[1]。「日本で最初の長編・総天然色・人形劇・音楽映画」と宣伝された[2]。撮影は35ミリミッチェルで、小西六のテクニカラー方式の巨大なカメラでは身長50センチほどの人形の撮影が出来ず、日本初のコニカラーネガを使用。廃工場を臨時スタジオとし、冷房のない時代、熱風地獄の中で三ヶ月半の撮影。撮影の後、音楽製作に入り、伊福部昭氏の指揮するオーケストラの生演奏を録音。チェロは井上頼豊で素晴らしい演奏が録音されたが、完成プリントでは音声と画面の次元がずれて、プリントは日ごとに退色。ニュープリントを作っても結果は同じであった。一年かかって完成したが、ネガ、プリント共に退色は著しかった。後に「幻のフィルム」ともされるのはこのことからであると推察される。[2]35ミリミッチェルで撮影された事実は、現場の撮影風景の写真が残っていることから明らかである。現存するフィルムは16mm[3]、さくらカラー、5巻である[2]。
2014年現在、ソフト化はされておらず、上映もほとんどないが、2011年7月9日・10日には神戸映画資料館で上映された[3]。