セーシェルウツボカズラ
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| セーシェルウツボカズラ | ||||||||||||||||||||||||
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セーシェルウツボカズラ | ||||||||||||||||||||||||
| 分類(APG III) | ||||||||||||||||||||||||
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| 学名 | ||||||||||||||||||||||||
| Nepenthes pervillei Blume | ||||||||||||||||||||||||
| 和名 | ||||||||||||||||||||||||
| セーシェルウツボカズラ |
セーシェルウツボカズラ Nepenthes pervillei は、ウツボカズラ属の植物の1つ。セーシェル諸島の固有であり、東南アジア以外に分布する数少ない種の1つ。ウツボカズラ属の中で、もっとも原始的なものの1つと考えられている。
分布と生育環境
系統と分類
本属の分布域は東南アジアに中心があり、西はインド洋を挟んでマダガスカルまで広がる特異なものである。その中で、東南アジアより西のインド洋近辺に分布する種、具体的にはマダガスカル島に分布する2種(マダガスカルウツボカズラ N. madagascarensis、N. masoalensis)、スリランカに分布する1種(N. distillatoria)、それに本種はまとめてこの属の中でも原始的なものと考えられてきた。形態的には、これらは以下のような特徴を共有している[3]。
- 円筒形、乃至漏斗形の上位捕虫袋・単純な構造の縁歯・分枝のない多細胞の毛・花が円錐花序をなすこと・蜜腺と消化腺の数がとても多いこと。
その中でも本種は以下のような特殊な構造を備えている。
- 上部の捕虫袋の巻き鬚が巻き付く部分を持たないこと・基部のロゼット葉の捕虫袋と伸び出した枝のそれとの分化が不十分であること・卵形で端の切れた黒い色を持つ種子・倒円錐形の果実が3つの開口を持つこと・雄花が4弁を持つこと。
そのため、本種はこの属の中で特別に扱われてきた。本属内の系統と分類について論じ、広く受け入れられてきたHarmsによる1936年の体系では本種と、それにマダガスカル産の種をそれぞれ独自の節とし、それらを残り全ての種に対置させた[4]。本種を別属(Anurosperma)に扱う説すらあった。分子系統による研究においても、本種がN. distillatoria と共に本属の系統樹において最も基底で分枝したこと、この2種が単一のクレードを構成することが示されている[5]。