ソウルライク

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ソウルライクは、アクションRPG(またはアクションアドベンチャーゲーム) のサブジャンルの一つである。日本のコンピュータゲーム制作会社のフロム・ソフトウェアの代表作である『Demon's Souls』『DARK SOULS』などに影響を受けたゲーム[1]を、アクションRPGではジャンル説明として言葉が足りないため、敬意を込めて呼称される[2]

ソウルライクゲーム製作者の見解

新たなジャンルではなく、既存の要素を融合して作成されている。厳密な定義はない[3]が、 「スタミナ管理による行動制限」「死亡時のペナルティによる緊張感と救済による希望」「探索の楽しさ」「明確に語られない物語」などの要素で構成される[2]

Dead Cells英語版』製作者のArthur Decampは「妥協のないアクションと奥深いシステム」と主張する[4]。『Death's Gambit英語版』製作者のAlex Kuboderaは「スタミナ管理などによるリスクが成功時の幸福感につながる」とし、視点は異なるものの、失敗があるからこその歓びについては『Salt and Sanctuary英語版』製作者のJames Silvaも「様々な戦術やキャラビルド、複雑なゲームエリアの意味ある探索」が重要であり「時には失敗をするからこそ成功した時の歓びが大きい」と指摘している[4]

一方、『Mortal Shell』製作者のKiron Ramdewaはゲームシステムではなく『プレイヤーを圧倒する孤独感、奇抜な敵デザイン』といった世界観を重要視し、ゲーム世界に秘密を隠し、見逃し失敗があるからこその発見の歓びを強調する[4]

また、ゲーム製作の観点としてソウルライクの要素を増やすほどに『DARK SOULS』化していき他作品と差別化されず埋もれてしまう傾向にあるため『Another Crab's Treasure英語版』製作者のCaelan Pollockは「『DARK SOULS』の真似しすぎるべきではない」と警告する[3]

歴史

発祥

2012年にDARK SOULSが米国で発売されると大ヒットし、一部のゲームクリエイターがその影響を受け、自身の作品にシステムや作風を取り入れた。

この流れに対して米国のゲーム販売プラットフォームであるSteamにおいて、DARK SOULSの要素が多いゲームに対してソウルライク(英語: Soulslike)というサブジャンルのタグが設定され、それが一般化したのが起源である。

現在Steamで配信中で最も古いソウルライクは2014年発売の『Lords Of The Fallen』である。

ソウルライクゲームの開発者へのインタビューによると、ジャンルの一部として分類されることでプレイヤーにとって有益な説明として機能するとしてつけていることが多い。一方で誤解を招く可能性があり、プレイヤーが特定のことを期待し、ゲームにそれらがない場合に失望する可能性があると考える人もいる。 この例としては、Remnant: From the Ashesがソウルライクとして特徴付けられているにもかかわらず、主にシューターであったことにプレイヤーが失望したことが挙げられる。

代表的なソウルライクゲーム

Lords of the Fallen (2014)、Titan Souls (2015)、DarkMaus (2016)、Salt and Sanctuary (2016)。仁王シリーズThe Surgeシリーズ、Dead Cells (2018)、Darksiders III (2018)、Ashen (2018)、Dark Devotion (2019)、Remnant: From the Ashes (2019)、Blasphemous (2019)、Code Vein (2019)、スター・ウォーズ ジェダイ:フォールン・オーダー (2019)、Hellpoint (2020)、Mortal Shell (2020)、Chronos: Before the Ashes (2020)、ストレンジャー オブ パラダイス ファイナルファンタジー オリジン(2022)、Thymesia (2022)、Remnant2 (2023)、Lies of P (2023)、Lords of the fallen (2023)。

参考文献

関連項目

外部リンク

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