ソブラリア属

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ソブラリア属
Sobralia macrantha
分類APG III
: 植物界 Plantae
階級なし : 被子植物 angiosperms
階級なし : 単子葉類 monocots
: キジカクシ目 Asparagales
: ラン科 Orchidaceae
亜科 : セッコク亜科 Epidendroideae
: アレサス連 Arethuseae
亜連 : ソブラリア亜連 Sobraliinae
: ソブラリア属 Sobralia 
Ruiz & Pav., 1794

本文参照

Sobralia xantholeuca・図版
カーティス・ボタニカル・マガジン』(1894)から

ソブラリア属 Sobralia は、ラン科植物の1属。細長い茎に幅広い葉を持つユリのような草姿で、カトレアのような花をつける。ただし花の寿命はごく短い。

ソブラリア属は直立する細長い棒状の茎を持ち、ササの葉のように幅広い葉をつける点で、ラン科の中でも独特の姿をしている。その背丈は大きいものでは6mにも達する。花は大型でカトレアに似て美しく、芳香もあるが、一日でしおれる[1]。観賞用に栽培されるが、一般家庭よりは植物園で栽培されることが多い。

学名はスペインの医者であり、植物学者である F. M. Sobral に献名されたものである[2]

特徴

地上性、岩の上、あるいは着生植物[3]。茎は細長く立ち上がり、根元から複数本がまとまって出る。根は肥大する[4]。茎には基部から上部まで、まばらに葉をつける。葉は長楕円形から卵状披針形で硬く、多数の縦膝がある。 大型になる種が多く、1-2mになるものはざらで、S. dichotoma などは6mに迫る。ただし小柄なものもあり、例えばビマクラタ S. bimaculataカロサ S. callosa のように20-40cm程度にしかならないものもある。また着生のものではマクラ S. macra は40-60cmの茎が下向きに垂れ下がって伸びる[5]

花は茎の先端から出て総状花序、または円錐花序をなし、一度に一花ずつ、一ヶ月以上に渡って開花する。花は大きくて美しく、カトレアに似る。また芳香がある[6]。ただし一日か二日で萎れ、カトレアより遙かに短命。蕊柱の先端に一対の角状の突起がある。

また、ラン科植物は種子の小型化に伴って内部の胚が単純化し、未分化の細胞塊となる例が多いが、本属では例外的に子葉があることが知られている[7]

分布と生育環境

メキシコから中央アメリカ、ブラジルに渡る地域に分布する。

分類

約100種があるとされる。

利用

出典

参考文献

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