ソンゴルメ (バンド)
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結成とデビュー
1979年、ペ・チョルス(裵哲秀、배철수)、チ・ドクヨプ(지덕엽)、イ・ウンス(이응수)、イ・ボンファン(이봉환)が結成したソンゴルメは、同年にデビュー・アルバム『젊은이의 벗 송골매 신곡모음』(原題は「若者の友ソンゴルメ新曲集」の意。日本語では『ソンゴルメ 1集』として言及される)を発表して活動を始めた[2]。
全盛期(1981年 - 1984年)
1981年、ク・チャンモ(具昌謨、구창모)、キム・ジョンソン(김정선)、キム・サンボク(김상복)、オ・スンドン(오승동)が合流し、第2集アルバム『송골매』(原題はセルフタイトル、日本語では『ソンゴルメ 2集』)、第3集『처음 본 순간』(原題は「初めて見た瞬間」の意。日本語では『ソンゴルメ 3集』)などが大衆的成功を収めた。特に「偶然に出会った君」と「みんな愛するよ」は全国的な人気を得て、ソンゴルメの代表曲となった[3]。
メンバー交代と解体(1985年 - 1991年)
1985年に、ク・チャンモが脱退して以後は、メンバーの交代があり、1991年を最後に公式活動を終了した。
再結成(2010年、2022年 - )
2010年には、イ・ボンファンを中心に、第10集アルバム『송골매 2010』を発売した。2022年にはペ・チョルスとク・チャンモが、およそ37年ぶりに舞台で再会し、正式にソンゴルメを再結成した[1][4][5]。
メンバー
事件
1983年、ペ・チョルスが生放送中に感電する事件があった。この事故は、1980年代の韓国におけるライブ公演の過酷な舞台環境と装備安全問題を象徴的に示した逸話としてしばしば言及される。
背景
この事故は、1983年にKBS 2TVの音楽番組『젊음의 행진』(「若者の行進」の意)の生放送中に発生した。このときの舞台の電気設備は、接地が適切にされておらず、ギターとアンプ間の逆電圧で感電事故が発生したことが後に分かった[6]。
事故発生
公演中、ペ・チョルスがエレキギターを演奏しながら歌を歌った際、マイクとギターに同時に接触して強い電流が流れ、感電した。彼は舞台上で震えて倒れ、公演は直ちに中断された。このとき、進行役だったソン・スンファンは、事態の収拾を図り、スタッフたちは舞台照明を消して、ペ・チョルスをアップにした映像を出した[7]。
事故後
ペ・チョルスは病院に緊急移送され、命に別状はなかった。その後、感電後遺症から、一定期間活動を休止し、リハビリ治療を経てステージに復帰した。この事件は当時の韓国大衆音楽界に公演の安全に対する警戒心を覚醒させる契機となった[6]。
文化的影響
ペ・チョルスは、後にラジオ放送などで、この事件のことを面白おかしく回想して語り、大衆の間では「전기로 락을 느낀 남자(電気でロックを感じた男)」というジョークのネタとして使われもした。この事件以後、韓国の公演文化においては、舞台装備と電気設備の安全性強化の必要性が広く知られるようになった。