タゴ・マゴ
カンのアルバム
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背景
コンピレーション・アルバム『サウンドトラックス』(1970年)でも一部の曲に参加したダモ鈴木が、初の全面参加を果たした。アルバム・タイトルはイビサ島の近くにあるタゴマゴ島にちなんでおり、ホルガー・シューカイが1998年のインタビューで語ったところによれば、ドラマーのヤキ・リーベツァイトはカンのメンバーになる前、この場所で自殺を図ったことがあるという[5]。
イルミン・シュミットは2012年のインタビューで、本作について「アルバムのどの曲にも全く違った起源がある。そして、それがアルバム全体に内包されたことで、『タゴ・マゴ』はこの冒険の全体像がどんなものだったかということを、ほとんど全方位にわたって示しているんだ」と語っている[6]。
反響・評価
影響
本作は多数のミュージシャンに影響を与えた。ジョン・ライドンはオブザーバー紙において「この本当に素晴らしいレコード、特に丸々一面続く"Halleluhwah"を聴けば、俺達がPILでやろうとしていたことを思い出すよ。カンは唯一の存在で、PILもそうだ」とコメントしている[7]。
トーク・トークが1986年にシングル・ヒットさせた楽曲「Life's What You Make It」のピアノ・リフは、本作からの影響とされている[8]。プライマル・スクリームは、1997年の楽曲「コワルスキー」で「Halleluhwah」のドラムをサンプリングしており[9]、プライマル・スクリームのボーカリストのボビー・ギレスピーは、本作が2011年に再発された際ライナーノーツに寄稿している[4]。また、レディオヘッドが2003年に発表した曲「ゼア・ゼア」のドラム演奏は、本作へのオマージュとなっている[10]。
収録曲
全曲ともメンバー5人の共作。
Side 1
- Paperhouse - 7:29
- Mushroom - 4:08
- Oh Yeah - 7:22
Side 2
- Halleluhwah - 18:32
Side 3
- Aumgn - 17:22
Side 4
- Peking O. - 11:35
- Bring Me Coffee or Tea - 6:47
40thアニヴァーサリー・エディション盤ボーナス・ディスク
- Mushroom (Live) - 8:42
- Spoon (Live) - 29:55
- Halleluwah (Live) - 9:12
他メディアでの使用例
参加ミュージシャン
- ホルガー・シューカイ - ベース、エンジニアリング、編集
- ダモ鈴木 - ボーカル
- ミヒャエル・カローリ - ギター
- イルミン・シュミット - キーボード
- ヤキ・リーベツァイト - ドラムス