タヌキマメ属
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分布と生育環境
世界の熱帯 - 亜熱帯、特にアフリカとマダガスカルに多い。アジアではインドに最も多く、東に行くほど種数が少なくなり、日本はタヌキマメ属の分布の末端にあたる[2]。
利用
下位分類群
世界に約600種が知られる(POWO[3]では714種とする)。日本に4種が自然分布[1]。
- C. calycina ガクタヌキマメ[4]
石垣島[5]、西表島[1]、アジア、アフリカ、オーストラリア[6] - C. montana var. angustifolia ヤエヤマタヌキマメ[7]
石垣島、西表島、久米島[1]、台湾、中国、東南アジア、インド、オーストラリア[8] - C. sessiliflora タヌキマメ[9]
紫色花。最も北まで分布する種。宮城県〜琉球列島[1]、朝鮮半島、台湾、中国、東南アジア、インド[10] - C. uncinella subsp. elliptica エダウチタヌキマメ[11]
伊是名島[1]、台湾南部、中国南部、ベトナム、タイ、マレーシア、インド[12]
帰化種と栽培品種
帰化植物としては、インド原産で葉が単葉で細長いサンヘンプ(別名クロタラリア、サンマ、コヤシタヌキマメ、栽培品種名:ネマコロリ、ネコブキラー) C. juncea[13][14]はネコブセンチュウ抵抗性を有するとされ[15]、古くから世界各地の熱帯〜亜熱帯で繊維作物や緑肥として栽培され、現在では広く野生化している[2][16]。また、3出小葉のアフリカタヌキマメ C. trichotoma[17][18]も緑肥として利用され、奄美大島以南の南西諸島に帰化している[19][16][20][21]。この他にも葉幅が大きく丸葉のオオバタヌキマメ C. spectabilis[22](別名オオコガネタヌキマメ[23]、栽培品種名:ネマックス、ネマキング、ネマクリーン)などが、緑肥の他に被覆作物(土壌の物理性改善、土壌中の有害線虫密度を抑制、害虫の天敵を保持増殖する等)に利用される[15]。