タワン・ダッチャニー
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作風
現代人の奥に潜む狂気や退廃、暴力、エロス、死などを、独特の仏教観に根ざした独創的な画風により表現する[1]。黒を基調とし、獣や昆虫と合体したグロテスクでエロティックな人体と、聖者としての仏が絡み合う迫力ある作風を特徴とする[1]。その表現は仏教への冒涜と批判され、1971年には展覧会襲撃事件に発展するほどの反発を生み出した[1][3]。一方で、ククリット・プラーモートが「神話に生命を与えた」と評価するなど、徐々に斬新な作風と独創性は支持されるようになった[1]。1980年代から1990年代にかけて、大壁画を数多く手がけ、大衆の人気も獲得した[1]。
アジア独自の芸術表現を築き上げ、世界に衝撃を与えた現代アジア美術界の巨匠と評される[1]。