タンゴ (ストラヴィンスキー)

From Wikipedia, the free encyclopedia

タンゴ』(Tango)は、イーゴリ・ストラヴィンスキーが1940年に作曲したピアノ曲。小品ながら、演奏される機会は比較的多い。

1939年9月に渡米し、そのままアメリカに移住したストラヴィンスキーによって書かれた最初の曲である。

現在『タンゴ』はピアノ曲として知られるが、本来は歌詞をつけてポピュラー音楽にするつもりで、そのため商業主義に妥協している[1]

兵士の物語』に出てくるタンゴはハバネラ風の音楽だが、それとは大幅に異なっている。

音楽

『タンゴ』は単一楽章で、演奏時間は約4分30秒[2]

拍子は4分の4拍子で変化がなく、8小節ずつ11の部分に分かれる[3]。シンコペーションが多いことを除いて、ストラヴィンスキーの音楽としては非常に単純な構造を持つ。旋律もごく親しみやすいものになっている。

『タンゴ』という題にもかかわらず、タンゴの特徴的なリズムはあまり出てこない。

8小節の序奏のあとニ短調の旋律が現れ、形を変えながら数回くり返される。中間部分はニ長調に変わる。ふたたび元の短調の旋律がくり返され、最後に序奏と同じ旋律が現れて終わる。

編曲

脚注

参考文献

Related Articles

Wikiwand AI