『タンゴ』は単一楽章で、演奏時間は約4分30秒[2]。
拍子は4分の4拍子で変化がなく、8小節ずつ11の部分に分かれる[3]。シンコペーションが多いことを除いて、ストラヴィンスキーの音楽としては非常に単純な構造を持つ。旋律もごく親しみやすいものになっている。
『タンゴ』という題にもかかわらず、タンゴの特徴的なリズムはあまり出てこない。
8小節の序奏のあとニ短調の旋律が現れ、形を変えながら数回くり返される。中間部分はニ長調に変わる。ふたたび元の短調の旋律がくり返され、最後に序奏と同じ旋律が現れて終わる。