ダイアジノン
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ダイアジノン(英語: Diazinon)は、有機リン系殺虫剤の一種で、農薬の商品名もダイアジノン。
| 物質名 | |
|---|---|
ジエトキシ-[(2-イソプロピル-6-メチル-4-ピリミジニル)オキシ]-チオキソホスホラン | |
| 識別情報 | |
3D model (JSmol) |
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| ChemSpider | |
| ECHA InfoCard | 100.005.795 |
| KEGG | |
PubChem CID |
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CompTox Dashboard (EPA) |
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| 性質 | |
| C12H21N2O3PS | |
| モル質量 | 304.34 g·mol−1 |
| 外観 | 無色の油状液体 |
| 沸点 | 120℃で分解 |
| 0.006 g/100ml(20℃) | |
用途
性質
120℃以上に加熱すると分解し、窒素酸化物、リン酸化物、硫黄酸化物などを含む有毒なフュームを生じる。強酸や塩基と反応し、猛毒のチオピロリン酸テトラエチルを生成する場合がある。一日許容摂取量は0.002mg/kg/日。吸入・経口摂取・皮膚からの吸収により、縮瞳・唾液分泌過多・頭痛・嘔吐・痙攣などの有機リン化合物共通の中毒症状が現れる。
厚生労働省はシックハウス症候群の原因となるとして、室内空気中化学物質濃度の指針値を0.29μg/m3(0.02ppb)と定めている[1]。水生生物に対する毒性が強く、環境中に放出した場合には鳥類やミツバチへの影響がある。日本の毒物及び劇物取締法により劇物に分類されていたが、令和二年政令第二百三号による『毒物及び劇物指定令の一部を改正する政令』により、5%(マイクロカプセル製剤にあつては、二五%)以下を含有するものを除き、劇物指定された[2]。
参考文献
- 植村振作・河村宏・辻万千子・冨田重行・前田静夫著『農薬毒性の事典 改訂版』三省堂、2002年。ISBN 978-4385356044。
- 国際化学物質安全性カード
