Wikiwand AI

ダイオウクラゲ

ミズクラゲ科のクラゲ From Wikipedia, the free encyclopedia

ダイオウクラゲ(Stygiomedusa gigantea)は、刺胞動物門鉢虫綱旗口クラゲ目ミズクラゲ科に属するクラゲの一種。一種のみでダイオウクラゲ属を構成する[6]。

概要 ダイオウクラゲ, 分類 ...
ダイオウクラゲ
分類
界 : 動物界 Animalia
門 : 刺胞動物門 Cnidaria
綱 : 鉢虫綱 Scyphozoa
目 : 旗口クラゲ目 Semaeostomeae
科 : ミズクラゲ科 Ulmaridae
亜科 : Stygiomedusinae
Russell & Rees, 1960
属 : ダイオウクラゲ属 Stygiomedusa
Russell, 1959
種 : ダイオウクラゲ S. gigantea
学名
Stygiomedusa gigantea
(Browne, 1910)[1]
シノニム
  • Diplulmaris gigantea Browne, 1910[2]
  • Stygiomedusa fabulosa Russell, 1959[3]
  • Stygiomedusa stauchi Repelin, 1967[4]
和名
ダイオウクラゲ[5]
英名
Giant phantom jelly fish
閉じる

学名のスティギオメデューサ・ギガンテアとは、「地獄の巨大なメデューサ」という意味で、体長の10倍近い口腕部が髪を振り乱したメデューサのように見えることから名付けられた。

特徴

世界中の深度1000-1700m付近の深海に生息する世界最大級のクラゲで、直径1メートルにもなる大きな傘の身体の中央から下に、長さ6-9mにも及ぶ口腕と呼ばれる4本の触手を持つ。触手の長さや体長ではライオンタテガミクラゲや、マヨイアイオイクラゲには及ばないものの、口腕触手の太さとボリュームではそれらの種を遙かに凌いでいる。

体色は漆黒の身体に赤みがかった色合いで、光の反射では緑がかった黒のようにも見える。

概要

北極海を除く世界中の深海に生息するとされ、日本近海でも(小笠原付近)発見[7]されたほか、カリフォルニア州のモントレー湾や、南極などでも目撃例がある。長すぎる口腕部がケーブルやワイヤーなどに絡まって発見されるケースもあるが、遊泳速度が遅い事も相まって発見例は少なく、現在までのところ100回程度(2023年現在)しかない。

触手に毒はないが、長い口腕触手部で獲物を囲むように絡めとって捕食するといわれる。

参考文献

  • 『潜水調査船が観た深海生物 深海生物研究の現在 海洋研究開発機構』藤倉克則・奥谷喬司・丸山正

脚注

外部リンク

Related Articles

Timelines

Top Qs

Fact Checks