ダートマス (ビクトリア州)
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ダートマスと名付けられた最初の集落は、現在の町よりおよそ6マイル(およそ10km)離れた、ダート川とミタミタ川の合流点付近に、1870年に建設された[1]。おもに金鉱掘りを目指す人々の活動拠点として、ホテルなどが設けられ、その経営に当たった2つの家族が牧場の経営なども行なっていたが、20世紀はじめにゴールドラッシュは終焉を迎え、1916年に最後のホテルが廃業し、牧場の経営も1938年までで途絶えた[1]。1972年に、ダム建設によって、集落一帯に人造湖ダートマス湖 (Lake Dartmouth) を設ける方針が州および連邦政府によって下され、1973年から着工し、1979年に完成した[1]。こうして、最初の集落の跡地は、ダム湖に水没することとなった[1]。
ダム建設
ダートマス・ダムは、ダート川がミタミタ川に合流する付近に建設され、マタマタ川に接してマレー=ダーリング水系における主要な貯水池が形成された。
現在の集落は、1973年にダートマス・ダム建設の労働者たちの宿営地として創建され、1973年3月1日に郵便局が開設された(この一帯の農村地域には、それ以前にも1910年から1930年にかけて郵便局が存在していた時期があった)。
ビクトリア州のビクトリア州河川水道委員会 (the State Rivers and Water Supply Commission of Victoria (SR&WSC of Victoria)) がダム建設にあたっていた時期には、住民の大部分はティース・ブラザーズ社(Thiess Bros.:後のCIMICグループ傘下の建設会社ティース社 (Thiess Pty Ltd))の従業員であった。
当時の人口は、およそ1800人ほどで、122棟の家屋の他、キャラバンの野営地3カ所、単身男性のための宿舎の区画などもあった[1]。町には各種の商業施設や映画館、診療所、公認の賭け屋もあり、180人ほどの子どもたちが通う学校もあった[1]。