チモールブルー

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チモールブルー
物質名
識別情報
3D model (JSmol)
ChemSpider
ECHA InfoCard 100.000.886 ウィキデータを編集
EC番号
  • 200-973-3
UNII
性質
C27H30O5S
モル質量 466.59 g·mol−1
外観 赤褐色〜暗緑色の結晶性粉末
融点 221–224 °C (430–435 °F; 494–497 K) 分解[1]
溶けない
λmax 594 nm (1st)
376 nm (2nd)[1]
危険性
労働安全衛生 (OHS/OSH):
主な危険性
有害
GHS表示:[2]
急性毒性(低毒性)
Warning
H302
P264, P270, P301+P312, P330, P501
NFPA 704(ファイア・ダイアモンド)
NFPA 704 four-colored diamondHealth 1: Exposure would cause irritation but only minor residual injury. E.g. turpentineFlammability 1: Must be pre-heated before ignition can occur. Flash point over 93 °C (200 °F). E.g. canola oilInstability (yellow): no hazard codeSpecial hazards (white): no code
1
1
特記無き場合、データは標準状態 (25 °C [77 °F], 100 kPa) におけるものである。

チモールブルー (Thymol Blue) は色素の一種。pH指示薬として、滴定pH試験紙等に用いられる。 pH指示薬としての特性は二段階変色を呈し、pH1.2以下で赤色、2.8から8.0では黄色だが、9.6以上では青色に変化する。

水にはあまり溶けず、エタノール塩基性を示す液に可溶である。指示薬として用いる際には、通常、エタノールに溶解される。万能指示薬を構成する成分の一つである。

pHによるチモールブルーの構造変化
酸-塩基状態が異なるチモールブルー溶液の色
左:酸性、中央:中性、右:塩基性

チモールブルー溶液の色の変化と分子構造との関係ははっきりと解明されていなかったが、2019年、可視吸収分光法[注釈 1]および量子化学計算[注釈 2]を用いて、それぞれの色の場合の分子構造の解明に成功した。

チモールブルー
pHによる色の変化
1.2以下 2.8~8.0 9.6以上

注釈

参考文献

外部リンク

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