チャンパ (遊牧民)
From Wikipedia, the free encyclopedia



チャンパ (Changpa, Champa) は、おもにインド北部ラダックのチャンタンや他のジャンムー・カシミール州内で、半遊牧の生活を送るチベット人。また、少数が中華人民共和国のチベット自治区西部に居住しており、その一部は、チャンタン国家級自然保護区の設定にともなって、移住させられた。1989年当時には、50万人ほどの遊牧民がチャンタン地域で生活していた[1]。
チャンパの本拠地は、チベットの北部、西部からラダックの南東部へとつながる一帯を成す、標高の高い高原、チャンタンであり、「チャンパ」とはチベット語で「北方の人々」を意味する[2]。チベットの他の遊牧民たちとは異なり、チャンパは農民たちとの争いから圧力を受けるといったことがほとんどないが、これは彼らが住む地域の大部分が農業には適していないためである。
チベットのチャンパの大部分は、世界で2番目に大きい自然保護区であるチャンタン国家級自然保護区や、これに接続している4つの保護区、合わせて496,000 km2(191,507平方マイル)の自然保護地域に保護されている。この広さはスペインに匹敵し、世界にはこれより小さな国が197カ国ある。自然保護区の設定以降、好ましいことに、絶滅危惧種の個体数は増えている。保護地域は中華人民共和国のチベット自治区、新疆ウイグル自治区、青海省にまたがっている[1]。