チューブパニック
From Wikipedia, the free encyclopedia
操作方法
敵や障害物などを破壊したり避けながら突き進む擬似3Dシューティングゲームである。企画・作曲は高木一郎[3]。本作中のすべてのドット絵は藤原茂樹がデザインしている[3]。藤原によると、業界で初めてゲーム基板に回転機能を持たせた基板であり、ナムコやセガなどから技術面で注目されたと述べている[3]。
ハムスターが展開する『アーケードアーカイブス』シリーズの1作品として、本作のNintendo Switch版が2020年4月23日に配信[4]、PlayStation 4版が2020年5月7日に配信されている[5]。
1レバー+1ボタン(ショット)。レバー左右で平行移動、レバー上下でスピードの加減を行う。ショットボタンで敵を攻撃。
開発エピソード
業界初の回転機能
本作の開発期間は3ヶ月しかなく、当初はすべてのキャラクターの絵を5度ずつ回転させたドット絵を描くことを求められていたが、そうするとそれぞれの絵に対して18パターンずつ必要になってしまう。これでは開発期間に間に合わないと判断した藤原が、基板の設計を担当していたエンジニア(エンディングのスタッフ紹介にも載っている「S.MIYOSHI」という人物)にハードウェアで回転できないか頼み込んだところ、業界初の回転機能が実現した[6][出典無効]。
ちなみに、藤原によるとそのエンジニアは朝などに会社にいることが少なく、社内でもどんな人物かはよく知られていなかったが、とにかく仕事がすごく、天才肌で、無理難題も「無理、できない」と絶対に言わずにとりあえずでも実行に移すポリシーであり、それが当時不可能と思われていた技術を実現に至らせたという。さらに、チューブの奥に行くほど円形に暗くなる表現も、同様に頼み込んでハードウェアで実現している[6][出典無効]。
本作の基板は、直前に同社から発売された『ローラージャマー』(拡大縮小機能を備える)があまり売れずに余った基板をベースに用いており、それにチップを追加することで実現している[3][注 1]。
「開発元がフジテック」説
本作のタイトル画面には「©1984 FUJITEK」というクレジットが表記されているため、エレベーターメーカーのフジテックとの共同開発と誤解されることがあるが[2]、本作の開発はすべて日本物産が行っている[6][出典無効][注 2]。また、2020年に配信開始された初の移植版(アーケードアーカイブス)では「©1984 FUJITEK」の表記は削除されている。