ツバメコノシロ

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ツバメコノシロ
分類
: 動物界 Animalia
: 脊索動物門 Chordata
亜門 : 脊椎動物亜門 Vertebrata
: 条鰭綱 Actinopterygii
: アジ目 Carangiformes
: ツバメコノシロ科 Polynemidae
: Filistriatus
: ツバメコノシロ F. plebeius
学名
Filistriatus plebeius
(Broussonet, 1782)[1]
シノニム[2]
  • Polydactylus plebeius (Broussonet, 1782)
  • Polynemus plebeius Broussonet, 1782
  • Trichidion plebejum (Broussonet, 1782)
  • Polynemus lineatus Lacepède, 1803
  • Polynemus emoi Lacepède, 1803
  • Polynemus niloticus Shaw, 1804
  • Polynemus commersonii Shaw, 1804
  • Polynemus taeniatus Günther, 1860
  • Polynemus lineatus Günther, 1860
  • Polydactylus agonasi Jordan & McGregor, 1906
  • Polynemus agonasi (Jordan & McGregor, 1906)
  • Polynemus lydiae Curtiss, 1938
英名
striped threadfin

ツバメコノシロ (学名:Filistriatus plebeius)は、ツバメコノシロ科に属する魚類の一種。インド太平洋に分布し、砂地に生息する。銀色の体に縦線が入り、遊離軟条が特徴である。

1782年にフランス魚類学者であるピエール・マリー・オーギュスト・ブルソネによって Polynemus plebeius として記載され、タイプ産地はタヒチであった[3]

種小名は「一般市民の」を意味し、おそらくタイプ産地で一般的に生息していることを示している[4]。別名はアゴナシ[5]。common threadfin、Northern threadfin、puttynoseなどの英名がある。

2025年にFilistriatus 属が設立され、本種はここに移された[1]

分布と生息地

東アフリカからポリネシアまで、北は日本から南はオーストラリアまで、インド太平洋に広く分布する[6]。日本では福島県以南の太平洋岸、若狭湾以南の日本海岸、伊豆・小笠原諸島南西諸島に分布する[7]。沿岸の砂地や、大陸棚の泥地に生息する[2]

形態

全長は通常30cmだが、最大で体長45cm、体重1.7kgに達する[2]。吻は尖り、頭部背側の輪郭は直線に近い。背鰭は二基あり、第一背鰭は8棘から、第二背鰭は1棘と12-13軟条から成る。臀鰭は3棘と11-12軟条から成り、第二背鰭と対の位置にある。胸鰭は上部と下部に分かれており、上部は16-18本の不分枝条から成り、長さは標準体長の五分の一で、先端は腹鰭の先端に達しない。下部は遊離軟条5本から成り、長さは標準体長の三分の一。尾鰭は深く二叉し、先端は長く伸びる。側線鱗は60-68枚。頭部と体側面上部は銀色で、腹側に向かって白みが強まる。第一背鰭、第二背鰭、尾鰭は淡色で、後縁は黒色である。腹鰭と臀鰭の前縁は白色で、その他の部分は黄白色である。体側面には14-17本の灰色縦線が入り、背側の線は濃い。胸鰭には5本の遊離軟条があり、長さは体長の22-40%を占める[6]

生態

幼魚は巨大な群れを作り、小型の甲殻類や魚類などの底生生物を餌とする[2]。遊離軟条は感覚器官であり、味蕾が存在している。これにより、視界の悪い泥質の海底付近や、夜間であっても餌を探すことが出来る[8]。常に遊泳し続け、眼で中層の、遊離軟条で底の餌を探す[7]

人との関わり

脚注

関連項目

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