ティムケン1111
From Wikipedia, the free encyclopedia
| ティムケン1111 | |
|---|---|
|
ノーザン・パシフィック鉄道2626号機へ改番後の姿 | |
| 基本情報 | |
| 製造所 | アメリカン・ロコモティブ |
| 製造番号 | 68056 |
| 製造年 | 1930年 |
| 製造数 | 1両 |
| 運用終了 | 1957年8月4日 |
| 主要諸元 | |
| 軸配置 | 4-8-4 |
| 軌間 | 1,435 mm |
| 機関車重量 | 189.4 t |
| 炭水車重量 | 137 t |
| 動輪径 | 1,854 mm |
| シリンダ数 | 外側2気筒 |
| シリンダ (直径×行程) | 686 mm × 762 mm |
| ボイラー圧力 | 1.72 MPa |
| 火格子面積 | 8.20 m2 |
| 燃料搭載量 | 19.1 t |
| 水タンク容量 | 55,100 L |
| 引張力 | 283.35 kN |
1930年、ティムケン社は今後鉄道業界がローラーベアリングの市場になると見越し、車両の摩擦の減少で保守が容易になり利益をもたらすと提案したが、保守的な鉄道業界は見向きもせず厄介者として扱った[1]。ローラーベアリングは1880年代の発明当時は精度が低く、軽車両しか搭載できなかったが、1930年代には技術の向上で蒸気機関車にも装着可能になっていた[1]。既存の蒸気機関車にベアリングを装着してほしいと申し出るも、すべての鉄道会社から断られてしまった[1]。
ティムケン社は自前で機関車を容易すべくアルコ社に頼み込み、全車輪に自社製ローラーベアリングを装着した機関車を製造し、1930年4月に完成した[1]。番号はカードの手札にちなんで1111(フォーエーシーズ、4つのエース)と名づけられた[1]。