テトラニトロメタン

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テトラニトロメタン[1]
物質名
識別情報
3D model (JSmol)
ChEMBL
ChemSpider
ECHA InfoCard 100.007.359 ウィキデータを編集
EC番号
  • 208-094-7
KEGG
RTECS number
  • PB4025000
UNII
国連/北米番号 1510
性質
C(NO
2
)
4
モル質量 196.04 g/mol
外観 無色、淡黄色の液体または固体
匂い 刺激臭
密度 1.623 g/cm3
融点 13.8 °C (56.8 °F; 286.9 K)
沸点 126 °C (259 °F; 399 K)
溶けない
蒸気圧 8 mmHg (20 °C)[2]
磁化率 −43.02·10−6 cm3/mol
爆発性データ
爆速 6,400 m/s, 仮比重 1.65
危険性
労働安全衛生 (OHS/OSH):
主な危険性
酸化剤、爆発性混合物を形成する可能性
GHS表示:
可燃性急性毒性(高毒性)急性毒性(低毒性)経口・吸飲による有害性
Danger
H271, H301, H315, H319, H330, H335, H351
P201, P202, P210, P220, P221, P260, P261, P264, P270, P271, P280, P281, P283, P284, P301+P310, P302+P352, P304+P340, P305+P351+P338, P306+P360, P308+P313, P310, P312, P320, P321, P330, P332+P313, P337+P313, P362, P370+P378, P371+P380+P375, P403+P233, P405, P501
NFPA 704(ファイア・ダイアモンド)
致死量または濃度 (LD, LC)
18 ppm (ラット, 4 時間)
100 ppm (ネコ, 20 分)
54 ppm (マウス, 4 時間)[3]
NIOSH(米国の健康曝露限度):
TWA 1 ppm (8 mg/m3)[2]
TWA 1 ppm (8 mg/m3)[2]
4 ppm[2]
安全データシート (SDS) ICSC 1468
関連する物質
関連物質 ヘキサニトロエタン
トリニトロメタン
特記無き場合、データは標準状態 (25 °C [77 °F], 100 kPa) におけるものである。
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テトラニトロメタン (tetranitromethane, TNM) とは、爆薬の一種。固体。

定容燃焼熱: 89.6 kcal/mol

エタノールエーテルに可溶。水に不溶。シクロプロパン誘導体や不飽和化合物により、黄色を呈する。

用途

ロケットの液体酸化剤として検討されたことがあったが、非常に感度が高く危険性が高すぎるために、ほとんど使われることがなかった。

芳香族ニトロ化合物や可燃性の物質を混合するときわめて爆発力の強い混合物が得られる。しかし、あまりにも不安定なので実用になることはほとんどない。毒性も著しく、工業的に使われることはまずないだろう。一部に特殊なニトロ化剤として極少量使われることがあるが、それですらも数十gの混合物が爆発して、何人も死傷者を出した事故があることからこの化合物を使った合成法は極力避けるべきである。 利用法の一つとして、たんぱく質のニトロ化剤がある。

製法

脚注

外部リンク

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