テルブタリン

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テルブタリン
臨床データ
AHFS/
Drugs.com
monograph
MedlinePlus a682144
胎児危険度分類
  • C
投与経路 SQ, Oral, Inhaled
ATCコード
法的地位
法的地位
  • UK: POM(処方箋のみ)
薬物動態データ
タンパク結合 25%
代謝 GI tract (oral), liver; CYP450: unknown
消失半減期 11-16 hours
排泄 urine 90% (60% unchanged), bile/faeces
識別子
CAS登録番号
PubChem
CID
IUPHAR/BPS
DrugBank
ChemSpider
UNII
KEGG
ChEBI
ChEMBL
CompTox
Dashboard

(EPA)
ECHA InfoCard 100.041.244 ウィキデータを編集
化学的および物理的データ
化学式 C12H19NO3
分子量 225.284 g/mol g·mol−1
3D model
(JSmol)
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テルブタリン(Terbutaline)は速効性の交感神経β2受容体作動薬の一つである。商品名ブリカニール。日本では経口剤および皮下注射剤が販売されているが、海外では喘息の「リリーバー」として吸入剤も用いられている。

また、適応外使用として切迫早産の抑止(子宮弛緩作用)にも使用される。アメリカ産科婦人科学会英語版はそのような使用を推奨していない。

テルブタリンは世界アンチ・ドーピング機関の薬物リストに収載されており、オリンピック選手の場合は、事前に治療的吸入使用の許可を得ない限り使用禁止とされている。

有効性

日本で承認されている効能・効果は、気管支喘息、慢性気管支炎、喘息性(喘息様)気管支炎、気管支拡張症肺気腫である[1]。錠剤のほか、後発品に細粒剤がある。気管支拡張症および肺気腫にはシロップ剤は使用できない[2]。皮下注射剤は気管支喘息にのみ使用できる[3]

喘息発作時のリリーバーとしてはテルブタリンの頓用使用に比較して、維持療法に使用するブデソニド/ホルモテロール配合剤を追加吸入する方が最初の重度増悪までの期間や重度増悪・軽度増悪した患者の割合について優れていた[4]

子宮収縮抑制剤英語版として早産の抑制に使われることがあるが[5]、胎児の心筋壊死が発生することがあり、2011年には米国で72時間を超える投与が禁止された[6]。そもそもテルブタリンは子宮弛緩剤としては承認されていない。FDAの胎児危険度分類はCであり、妊婦に対して日常診療に用いる薬ではない。米国産科婦人科学会英語版もまた早産予防にテルブタリンを48時間以上用いないよう呼びかけている[7]

副作用

注意すべき重大な副作用は、アナフィラキシー様症状(0.1%未満)と血清カリウム値低下(頻度不明)である[1][2][3]

構造活性相関

窒素を修飾する三級ブチル基が、交感神経β2受容体選択性を高めている。ベンゼン環の4位に水酸基がない事で、COMTの影響を受け難くなっている[10]

立体化学

ドラマでの引用

出典

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