テングダイ

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テングダイ
保全状況評価[1]
LEAST CONCERN
(IUCN Red List Ver.3.1 (2001))
Status iucn3.1 LC.svg
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分類
: 動物界 Animalia
: 脊索動物門 Chordata
亜門 : 脊椎動物亜門 Vertebrata
: 条鰭綱 Actinopterygii
: ホタルジャコ目 Acropomatiformes
: カワビシャ科 Pentacerotidae
亜科 : カワビシャ亜科 Histiopterinae
: テングダイ属 Evistias
Jordan, 1907
: テングダイ E. acutirostris
学名
Evistias acutirostris
(Temminck & Schlegel, 1844)
シノニム[2][3]

属:

  • Evistiopterus Whitley, 1932

種:

  • Histiopterus acutirostris Temminck & Schlegel, 1844
英名
Striped boarfish

テングダイ(学名:Evistias acutirostris)は、カワビシャ科に分類される海水魚の一種。テングダイ属は本種のみから成る単型ハワイ諸島西方からアジアオーストラリア沿岸にかけての太平洋に分布する。深場の岩礁に生息する。突き出た吻と黒い縞模様、黄色い鰭が特徴であり、全長は90cmに達する。

テングダイ属は本種のみから成る単型であり[4]、1844年にコンラート・ヤコブ・テミンクヘルマン・シュレーゲルによって Histiopterus acutirostris として記載され、タイプ産地は長崎県大村とされた。デイビッド・スター・ジョーダンは1907年に本種を単系のテングダイ属 Evistias に分類した[5]

属名は「十分な帆」を意味し、大きな背鰭を表している。種小名は「鋭い鼻」を意味し、細長い吻部を表している[6]。whiskered boarfish、Japanese boarfish、sailfin armourhead、whiskered armorheadなどの英名がある。

分布

太平洋に分布し、ハワイ日本ニュージーランドケルマデック諸島ロード・ハウ島ノーフォーク島オーストラリア東海岸から記録されている[3]イースター島からの記録もある[7]。日本では北海道から新潟県にかけての日本海岸、北海道から九州までの太平洋岸、八丈島小笠原諸島で見られる[8]

形態

体高は高く、頭部の輪郭は急で、背鰭軟条部の下は丸みを帯びている。成魚では頑丈な細長い吻を持ち、唇と顎には密集したヒゲがあり、顎のヒゲは非常に長く、時には枝分かれしている。背鰭は高く三角形で、4-5本の頑丈な棘条と26-28本の軟条があり、後方に向かって突出する。棘条は後方に向かうにつれて長くなるが、前方の軟条は後方の棘条よりも長い。臀鰭には3-4本の棘条と、11-14本の軟条がある。体には6本の幅広い暗色の縞があり、背鰭、臀鰭、尾鰭は黄色である[7]。全長は最大で90cmに達する[3]

生態

サンゴ礁岩礁に生息し、しばしばつがいや小さな群れで現れる。サンゴ礁の深場を好み、水深10-180mの岩礁付近や砂地でよく見られる。肉食性であり、ハワイ沖ではクモヒトデを捕食した記録がある[7]。夜間に摂食を行う[9]

人との関わり

脚注

関連項目

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