デカメチルフェロセン
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| デカメチルフェロセン | |
|---|---|
Bis(η5-pentamethylcyclopentadienyl)iron(II) | |
別称 Bis(pentamethylcyclopentadienyl)iron(II) | |
| 識別情報 | |
| CAS登録番号 | 12126-50-0 |
| PubChem | 5148079 |
| ChemSpider | 4321548 |
| |
| 特性 | |
| 化学式 | C20H30Fe |
| モル質量 | 326.3 g mol−1 |
| 外観 | 黄色結晶性固体[1] |
| 融点 |
291 - 295 °C[1] |
| 特記なき場合、データは常温 (25 °C)・常圧 (100 kPa) におけるものである。 | |
デカメチルフェロセンまたはビス (ペンタメチルシクロペンタジエニル) 鉄(II) は、化学式 Fe(C
5(CH
3)
5)
2 または C
20H
30Fe で表わされる化合物である。二つのペンタメチルシクロペンタジエニルアニオン (CP*-, (CH
3)
5C−
5) の間に鉄 (II) カチオン Fe2+ が配位結合で挟まれたサンドイッチ化合物である。フェロセンのシクロペンタジエニル環のすべての水素をメチル基で置き換えた誘導体と見ることもできる。名称と式は、しばしば DmFe,[2] Me10Fc[3] または FeCp*2[4] と略される。
この化合物は、黄色の結晶性の塊で、化学研究室では弱い還元剤として用いられる。Fe(II) コアは容易に酸化されてFe(III) となり、一価のデカメチルフェロセニウムカチオンが生じ、より高い酸化状態になる。