デキストリンデキストラナーゼ

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デキストリンデキストラナーゼ(Dextrin dextranase、EC 2.4.1.2)は、以下の化学反応触媒する酵素である[1][2][3]

(1,4-α-D-グルコシル)n + (1,6-α-D-グルコシル)m(1,4-α-D-グルコシル)n-1 + (1,6-α-D-グルコシル)m+1

従って、この酵素の2つの基質は(1,4-α-D-グルコシル)nと(1,6-α-D-グルコシル)n、2つの生成物は(1,4-α-D-グルコシル)n-1と(1,6-α-D-グルコシル)m+1である。

この酵素は、グリコシルトランスフェラーゼ、特にヘキソシルトランスフェラーゼに分類される。系統名は、1,4-α-D-グルカン:1,6-α-D-グルカン 6-α-D-グルコシルトランスフェラーゼである。その他よく用いられる名前に、dextrin 6-glucosyltransferase、dextran dextrinase等がある。なお、本酵素はデキストリンに作用してデキストランを合成する反応を優位に触媒することから、酵素名としてはデキストランデキストリナーゼ(dextran dextrinase)の方が適切である。

2025年、Gluconobacter oxydans由来のデキストランデキストリナーゼの立体構造が報告された。この酵素の全体構造はデキストリンやデキストランを加水分解するグルコアミラーゼやグルコデキストラナーゼと高い類似性を示す。一方、触媒残基の空間的な配置が他酵素と約1.5 Å程度ずれており、これによってデキストランデキストリナーゼが糖転移反応を触媒することができると考えられる[4]

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