デザートヘアリースコーピオン

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デザートヘアリースコーピオン
分類
: 動物界 Animalia
: 節足動物門 Arthropoda
: クモ綱 Arachnida
: サソリ目 Scorpiones
: アツオサソリ科 Hadruridae
: Hadrurus
: デザートヘアリースコーピオン
H. arizonensis
学名
Hadrurus arizonensis
Ewing, 1928[1]
英名
Giant desert hairy scorpion
giant hairy scorpion
Arizona Desert hairy scorpion

デザートヘアリースコーピオン(学名:Hadrurus arizonensis)は、サソリ目に分類されるサソリの一種。北アメリカ大陸に分布する。英名からジャイアントデザートヘアリースコーピオンとも呼ばれる。

ソノラ砂漠モハーヴェ砂漠全体に分布する。メキシコでは、ソノラ州バハ・カリフォルニア州カリフォルニア湾に面した地域で見られる。米国では、アリゾナ州の西部3分の2 、カリフォルニア州南部のコロラド砂漠とモハーヴェ砂漠、ネバダ州南部、ユタ州南西部に分布する。標高900 - 1800 mの砂漠の谷やその周辺、小さな洞窟、割れ目に生息し、特に高温で乾燥した気候に適応している。郊外にも進出し、植物の付近や芝生で見られる場合もある[2]。同所的に生息する種としては、デューンスコーピオン(Smeringurus mesaensis)、イエローデビルスコーピオン(Paravaejovis confusus)、ストライプテールスコーピオン(Paravaejovis spinigerus)などがある。

形態

背中の黄色い個体。Hadrurus arizonensis pallidus という亜種である

北米最大のサソリであり、全長は平均で14 cmに達する[3]。体色は通常黄色で、背面は黒いが、黒くない個体も一定数いる[4]。一般名は茶色の毛に由来し、この毛は土中の振動を感知するのに役立つ[3]。雌は幅広でずんぐりしており、雄はハサミが大きい[5]。類似種に Hadrurus spadix があり、背中だけでなく頭部も黒いことで見分けられる。

生態

地中に最大2.5 mの巨大な穴を掘るが、湿気のある岩の下でもよく見られる。夜行性であり、昼間は巣穴や石の下に留まり、夜間に昆虫クモ、別種のサソリ、小型脊椎動物などを捕食する。オオムカデ科Scolopendra heros は競争相手であり、天敵でもある。またトカゲフクロウにも捕食される。刺激されると攻撃的になる。繁殖期は特に決まっておらず、6 - 12ヶ月の長い妊娠期間を経て25 - 35匹の仔を産む。仔は最初の脱皮をするまで、1 - 3週間母親の背中に留まる。4 - 6回の脱皮を経て4年で成体になり、野生では7 - 10年、飼育下では15 - 20年生きる[2]

毒性

脚注

関連項目

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