デジセル
電気通信事業者、移動体通信事業者
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沿革
デジセルは2001年にアイルランド人起業家デニス・オブライエン(Denis O'Brien)によって設立された。2001年4月にジャマイカで事業を開始した[5]。
2003年3月、デジセルはセントルシアおよびセントビンセント・グレナディーンに進出した[6]。2005年には、Cingular Wirelessのカリブ海およびバミューダでの事業を買収した[7]。
2006年4月、デジセルはトリニダード・トバゴでサービスを開始[8]。2006年5月にはハイチでの事業を始めた[9]。
2006年から2008年の間に、デジセルは中央アメリカ本土およびオセアニアに事業を拡大した[9][10]。さらに2006年9月には、エルサルバドルで独立していた携帯電話会社Digicel Holdingsを買収した[11]。

2007年、デジセルはガイアナのU*Mobileを買収[12]し、同年12月にはスリナムで事業を開始した[13]。
2010年7月、フィジーで Digicel Mobile Money(モバイルバンキングサービス)を開始[14]。同年にハイチで携帯電話に送金できるキャッシュアプリTchoTchoもサービスを開始した[15]。
2011年、フィジーのMobile Moneyサービスを拡大、オーストラリアおよびニュージーランドとの間で無料送金を可能にした[16]。
2011年2月、デジセルはカリブ地域の大手システムインテグレーターNetxar Technologies の支配株を取得[17]。3月、ホンジュラスとエルサルバドルでの事業をメキシコの通信会社 América Móvilに売却し、代わりにAmérica Móvilのジャマイカ事業を取得すると発表[18]。

2012年3月、ハイチの主要競合企業であるComcel/Voilaを買収。2014年2月、ドミニカのケーブル・インターネット会社SAT Telecomを買収し、同年10月にDigicel Playとしてブランド変更した[19][20][21]。同年9月にはジャマイカのTelstar Cable Limitedを買収[22]。
2015年、TchoTchoを拡張し、銀行サービスを追加してMonCashとして再始動。2016年9月、ライブストリーミングサービスPlay Go事業を開始[23]。2017年7月、トンガ政府からトンガ・ケーブル(Tonga Cable)の16.6%を買収[24]。
2019年1月、創業者デニス・オブライエンは、新CEOにジャン=イブ・シャルリエ(Jean-Yves Charlier)を任命[25]。2020年7月、シャルリエが退任し、オリバー・カフリン(Oliver Coughlin)がカリブ・中米部門CEOに就任[26][27]。2020年5月、債務再編計画を発表[28]。6月に債権者が承認し完了[29]。オブライエンはジャマイカ本社や現金2,500万ドルを含む5,000万ドル相当の資産を拠出[30]。
2021年10月、オーストラリアの通信会社テルストラに太平洋事業を16億米ドルで売却することを発表[31][32]。2022年3月、パプアニューギニア政府が1億ドル超の追徴課税を課し、売却が不透明に[33]。同年9月、格付け会社Fitchが債務不履行の可能性を警告[34]。
2023年9月11日、ニューヨーク南部地区連邦破産裁判所に連邦倒産法第15章の適用を申請[35]。11月、元ノキアCEOのラジーヴ・スリ(Rajeev Suri)がデジセル・グループの新会長に就任[36] 。
2024年4月20日、パナマでの事業を終了。2025年7月8日、デジセルは消費者向けメディア事業から撤退し、法人向けソリューション事業に注力する方針を発表。これに伴い、Loop NewsとSportsMax事業を終了[37][38]。